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「今は正反対ですよ…」義母の古い育児法に困っていると→保育士の義妹からスカッとするひと言

私は結婚後、夫の妹と夫の両親と一緒に暮らしています。結婚して3年後に子どもを出産し、家族も大喜びです。初めての子育ては常に不安だらけで、家族に相談するものの、本音の言えない日々が続きました。そんな中、息子が初めて発熱! 焦って対応する私に、今の子育てとは真逆のことを義母が言い始め……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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「昔と今は育て方が違うの!」

 

 

「昔と今は育て方が違うの!」

 

 

「昔と今は育て方が違うの!」

 

初めての育児! 義家族には本音が言えない……

私は結婚当初から夫の妹と義両親と同居しています。結婚から3年後に元気な男の子を出産し、家族は大喜びでしたが、初めての育児で常に不安でいっぱいの私。義両親や保育士の義妹が話を聞いてくれるものの、本音は話せずネットの情報をもとに育児する日々でした。

 

息子が生後3カ月を過ぎたころ、初めて発熱しました。以前見た育児情報サイトに「熱が上がりきったら熱がこもってしまうから1枚脱がせるほうがよい」と書いてあったことを思い出し、実践することに。ところが、私の対応を見た義母は「子どもが熱を出したときは、汗をかかせて下げるのよ!」と正反対のこと言い、熱が上がりきっても厚着させようとしたのです。3人を育てた義母のほうが子育ての知識や経験が豊富なので、義母の言った通りにしました。

 

すると私と義母のやりとりを見ていた義妹が、「昔と今は育児の常識が変わっているんだよ!」と義母に反論してくれたのです。それを聞いた義母は私に申し訳なさそうな様子で謝りました。その後「お母さんに伝えたいことがあったら、遠慮せず言ってね。言いにくかったら私が言うから」と声をかけてくれる義妹。自分のためを思って言ってくれた義妹の温かい言葉に気持ちが救われました。

 

翌朝、息子の熱は下がりすっかり元気に。今振り返ると、自分が傷つくことや家族に不快な思いをさせないようにと、家族との会話を避けていました。義妹のおかげで夫の家族とも本音で向き合えるようになり、距離がグッと縮まったように感じます。今後もお互いの意見や気持ちを伝え合い、より良い家族関係を構築していきたいと思います。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※発熱の対処法

熱の上がり始めはふとんや洋服を着せて温めるとよいでしょう。熱が上がりきり、汗をかいているような場合は、薄着にするとよいでしょう。体が火照っている場合は、保冷剤をタオルで包んだものや冷やしタオルを赤ちゃんの首、わきの下、足のつけねなどにあてて冷してあげましょう。熱を下げる作用はあまりありませんが、冷やすことで気持ちよく休めるようになります。

 

著者:こばたあかり/女性・主婦。ソフトボール命の10歳の長男とお姫様になることを夢見る6歳の長女の母。18歳から約15年福祉業界に携わり、退職を機にライターとして活動中。

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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