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夫「買った総菜とかありえねぇ」義母「ダメな嫁」共働き妻に家事育児丸投げの夫→じゃあ、もう終わりです!

私は27歳の会社員。夫と3歳の娘と3人で暮らしています。結婚当初、夫は一緒に家事をしてくれていましたが、私が育休を取って以降、少しずつ家事も育児も手を抜くようになっていきました。

家事や育児を一切しないダメ夫

私が職場復帰してからも、夫はまったく家事を手伝おうとしません。仕事から帰ってきても真っ先にソファに直行し、「メシは? 俺が疲れて帰ってきてるのに、待たせるのかよ?」と平然と言う始末。

 

共働きなのに、私が家事も育児もすべて背負うのが当然のような態度に、日々ストレスを感じていました。

 

ある週末、私の母から久しぶりに連絡があり、土曜日に会おうという話に。実家は遠方にあり、両親がこちらに来てくれる機会は多くありません。娘も久しぶりに祖父母に会えるのを楽しみにしていました。

 

夫にそのことを伝えると、思いがけない反応が返ってきたのです。

 

 

妻の親は拒否するのに自分の親は頻繁に招く

「え、まさか泊まらせないよな? ホテルに泊まってもらってよ。オレ、気遣うの苦手だから」と、私の両親が来ることにあからさまに嫌な顔。そしてその直後、「あ、明日うちの親が泊まりに来るから」と、まるで自分の親のほうが優先だと言わんばかり。

 

驚いて理由を聞くと、「有休とったし、親孝行でもしようと思って」と一方的。実は以前から、義両親はたびたびわが家に泊まりに来ては、家の中でくつろぎ放題。家事や食事の支度も、もちろん私任せでした。夫は、私にすべてを任せて両親にラクをさせることが“親孝行”だと思っているようです。

 

あきれた私は、「うちの両親は日帰りの予定だから、家には来ないよ。外で会うから安心して」と伝えたうえで、「私は明日も仕事だし、娘は保育園。接待なんて無理だから、自分でおもてなししてね。私は予定通り、明後日の土曜は娘と一緒に両親と出かけるから」と釘を刺しておきました。

 

 

義母の暴言と夫の裏切りに我慢の限界!

土曜日。出かけようとした矢先、義母が「娘ちゃんは置いていきなさい」と言い出しました。「せっかく来たのに、あんたの親のところに連れて行くなんて。嫁ならもっと夫の親を大切にするべきよ!」と語気を強めてきたのです。

 

私は思わず「私の両親だって久しぶりなんです。今日は約束してるので、予定を変えるつもりはありません」と伝えました。

 

すると義母は「普段から夫くんにばかり家事をさせて。こんな嫁に孫を任せておけない!」と、まるで私が何もしていないかのように非難。義両親が来てからも、仕事以外の時間は普段通り私が家事をしていたのに……。

 

その場にいた夫は、私をかばうどころか、「ほんと母さんの言う通りだよな。出かけるなんて聞いてなかったし、昨日の晩飯だってスーパーの総菜とかありえないわ」と義母に同調。義父はその横で、無言のままテレビを見ているだけでした。

 

限界を超えた私は、思わず声を荒らげて言いました。

「わかりました! そこまで言うなら、出て行かせていただきます!」

 

いつも従順だった私が初めて声を上げたことで、義母も夫も明らかに動揺した様子でした。

 

 

両親が現れ、再出発へ

娘を連れて家を出ようとしたそのとき、ちょうど家の前に私の両親が到着していました。

 

私からのメッセージが既読にならず、「何かあったんじゃないか」と心配になって、待ち合わせ場所から自宅まで迎えに来てくれたのです。

 

事情を説明し、私は娘と一緒にそのまま実家に戻ることに。その後、弁護士を通して離婚の手続きを進めました。

 

義両親から連絡がありましたが、あくまで私が一方的に家を出たことを責める内容。夫自身は離婚に対して曖昧な態度をとっていましたが、過去のモラハラ発言の記録や家事育児の放棄などを根拠に、私は無事に親権を得て離婚が成立。養育費の支払いも決まりました。

 

 

義両親とは出ていった日以来会っていませんが、孫に会えなくなったことにショックを受けていると、元夫から聞きました。しかし、私自身の心をこれ以上傷つけないために距離を置いたことは、あのときの自分にとって必要な選択だったと思っています。

 

娘の幸せを守るには、まず私自身が心穏やかに過ごせることが大切。そう気づけたからこそ、今は前を向いて歩いていけています。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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