わが家には、2歳違いの姉妹がいます。長女のときは、魔の2歳児の時期はさほどなく、その点で困ることはありませんでした。ただ、次女のほうが長い長い魔の時期が続いて、試行錯誤の日々を送ることに。今回は、そのときに気を付けたことなどをお伝えしたいと思います。
魔の時期が早かった次女
次女は、上の子と同じことをしたいという気持ちもあり、1歳半ごろから言動が激しくなりました。意思がとてもはっきりとしているうえに、まだ言葉が話せないので気持ちをわかってあげられず、思うようにならないと次女は暴れました。
抱っこしても暴れるばかりで手のつけようがなく、最初のうちはこちらもイライラすることが多かったのですが、そんなときは少し離れて様子を見ていると、次女も騒いでスッキリするようで落ち着きました。
その時期が、さらに長く続く
言葉を少しずつ話すようになり、魔の時期も落ち着くかなと思ったのは間違い。言葉がはっきりしないので聞き返すと「なんでわかってくれないの!」と怒ることが毎日、何度も繰り返されることに。服が気に入らず何度も着替える、自分で何でもしたがるなど一日中騒いでいる状況でした。
さっきまでご機嫌だったのに、急に怒り出すこともあり、次女に気を遣う日々。だんだん騒ぐ回数は減ってくるものの、そんな日々が4歳近くまで続きました。
気長に相手をすることが大事
そんななかで気を付けたことは、早め早めに行動すること。出かける予定があったら、予定より30分早く支度を完了するつもりで準備すれば、次女がグズっても余裕を持って対応できます。そうすることで、イライラ感も減り、落ち着いて対応することができました。
こちらが落ち着いていれば、わりと子どもも落ち着くものなのかもしれません。自立したい面と甘えたい面があるようで、時間を作って気長に相手することが大事だと思います。
魔の2歳児は、自立心を養う時期といいますが、実際に相手をするのは大変なこと。なので、気持ちに余裕を持てるよう心がけて、対応できたらいいのではないかなと思います。(TEXT:ママライター石原みどり)