彼に生理のことを伝えてみた
私は、PMSの影響で生理前になると頭痛やイライラが止まらなくなります。そこに仕事の忙しさなどが重なると、ささいなことで怒ってしまうときも。
歴代の彼氏たちはそんな私に対して最初は気づかってくれるものの、だんだんと口喧嘩が多くなり、最終的には関係が悪くなっていくことが多かったです。「生理が原因でどうしようもなくイライラする」と伝えても、なかなか理解してもらえません。
そんなときに出会った彼は、初めて生理のことを真剣に理解しようとしてくれる人でした。私がつらそうにしていると、彼は「生理についてちゃんと教えてほしい。どんなときにつらくなるの? 俺は体感できないけれど、君の体調のことをしっかり理解したい」と言ってくれたのです。
そこで、私は彼と生理アプリを共有し、生理の1週間とその前の1週間が特につらいことを伝えました。
彼の対応に感動
すると、彼は「1カ月のうち2週間も体調が悪いなんて大変だよね」と言ってくれ、誕生日や記念日などのお出かけは、私の体調がいい2週間の間に企画してくれるようになったのです。また、生理中に2人で過ごすときも、体調不良であまり出かけたくない私を気づかい、家で快適に過ごすデートを提案してくれるように。
ほかにも、私の不調を察して「おなかを温めるといいと聞いたよ」と言って、使い捨てカイロを持ってきてくれたり、腰をさすってくれたりします。そんなやさしい彼にすら、時折きついことを言ってしまうのですが、彼はそういうものだと流してくれるので、喧嘩にもなりません。
懐の広い彼のおかげで、現在の私の精神状態はとても落ち着いています。
初めて生理のつらさをわかってくれたのが今の彼氏です。生理前後にどのような症状があるのか、私が彼にどうしてほしいのかを理解してくれたおかげで、関係も良好です。こんなにもやさしくしてくれる彼を、私もまた大切にしていきたいと思っています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:立石沙良/女性
イラスト:sawawa
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
-
「暑いから脱ぐわ。持ってて」彼が突然上着を渡してきて…彼の行動の意図とは?
-
ずっと気になっていたトイレ奥の「謎の箱」。初めて開けてみると…衝撃の光景に呆然
-
「大丈夫…?」川で水遊びをしていた私⇒気がつくと下半身が大惨事になっていたワケ!