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「え、そんなに!?」勇気を出して挑戦した不妊治療で、まさかの事態に…!?恥ずかしかった失敗体験談

28歳で結婚し、30歳までに1人目が欲しい! そう思って妊活を始めたものの、1年経っても恵まれませんでした。不妊治療を考えましたが、うまくいかなかったときのことを考えると望みが絶たれてしまうような気がして、ちゅうちょしていたのです。そしてやっと勇気を出して治療に挑戦し始めたときのこと。今ではクスッと笑える、私の失敗体験をお話しします。

初めての不妊治療、不安だらけの初日

私はもともと生理不順だったこともあり、妊娠について婦人科の先生に相談していました。すると、担当の先生から「本当に子どもを望むなら、一度不妊治療を考えてみたら?」と背中を押されて、初めて不妊治療専門のクリニックの受診を決意しました。

 

どのようなことを聞かれるのか、不安でいっぱいでしたが、担当の先生が親身に話を聞いてくれて、「まだまだ妊娠できるよ! 大丈夫!」と励ましてくださり、ホッとした私は診察室で大号泣してしまいました。

 

2回目の診察後に、衝撃…!?

2回目はさまざまな検査をおこないました。どれも初めての経験であたふたしましたが、看護師さんがテキパキと指示や案内をしてくれるおかげで無事にすべてが終わり、少しホッとして待合室でお会計に呼ばれるのを待っていました。名前を呼ばれて受付まで行くと、「本日のお会計は合計で2万5千円です」。

 

「……!?」。私の財布の中身は1万5千円。私の驚いた顔を見て、受付の方が丁寧にお会計の内訳を説明してくれました。しかし、そのときの私は頭が真っ白で話の内容は理解できていませんでした。「……すみません。お金が足りなくて、クレジットカードもキャッシュカードも持ってきていないので、一度家に帰ってまた戻ってきてもいいですか? 逃げることはしません!」。

 

私の言葉に受付の方は「大丈夫ですよ」と笑ってくれました。幸い自宅までは徒歩圏内だったのですぐに支払いに行けましたが、まさか1回の診察で2万円を超えることは想定していませんでした。

 

 

不妊治療はお金がかかると聞いていましたが、1万円あれば十分と思っていました。クレジットカード支払いができるクリニックだったので、この経験のあとは常にクレジットカードを持っていくようにしています。保険適用外の厳しさを痛感した出来事でした。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 松田玲子

イラスト/ななぎ


著者:石野 まゆみ

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      さすがに ぼったくりじゃないの?
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      不妊治療って、一度の診察でもそんなにお金がかかるのですね。不妊治療もうすこしやすくなってほしい。。

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