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「肝斑が薄くなってきた?」 気付かぬうちに悩みが解決した驚きの理由とは【体験談】

46歳のとき、私の両頬に出現した謎のシミ。年も年だし…… と、気にせず放置していましたが、ある日それが肝斑であることを知り、思いがけず治療を開始することに。しかしあまり効果を感じられず、3カ月で治療を中断。半ば諦めかけていた53歳、なんと! 自然に薄くなってきたのです! その理由とは。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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ママ友に指摘されて初めて肝斑を知る

頬骨のあたりがなんだか茶色いなと気付いたのは、車のバックミラーに映った自分の顔を見たときでした。光の加減によってはギョッとするほど目立つことも! 薄茶色の小さなシミが頬骨付近に点々と集まって、大きな茶色い影を形作っていたのです。

 

もともと特に美肌ではない私ですが、トラブルのない丈夫な肌質で色黒なこともあり、美白にはかなりズボラ。毎週のように息子たちの野球応援で紫外線を浴びまくり、肌や髪にとって過酷だった40代半ばまでのツケが回ってきたのだなと、解釈していました。

 

そんなある日、高校のグラウンドで野球部のお母さんたちとワイワイ世間話をするなかで、シミの話題になりました。野球母あるあるで、シミはみんなの悩みの種。「野球が終わったら、みんなで美容皮膚科へシミ取りに行こう!」と盛り上がっていました。

 

すると、いつも美容に対する意識が高いお母さんがポツリとひと言。「あなたみたいな肝斑って、レーザーできれいになるのかな? 」「か、かんぱん?!」美容に対する意識が低い私は、そのとき初めて“ 肝斑” のことを知ったのでした。

 

皮膚科を受診して肝斑治療を開始

塗り薬のイメージ

 

私はすぐにネットを検索し「肝斑とは女性ホルモンの乱れが原因で、頬骨付近に現れる左右対称のシミ」ということを把握。皮膚科で治療できると知り、週明けすぐに受診しました。しばらく薬で様子を見ることになり、トラネキサム酸錠とシナール配合錠(ビタミンC) 、保険外のちょっとお高い塗り薬を処方されました。

 

せっせとお手入れを始めてしばらくすると、たしかにお肌のハリツヤが良くなり顔色が明るくなったように見えました。でも肝斑が薄くなったかというと、満足のいく効果を感じられません。根気がない私は結局3カ月で治療を中断してしまいました。

 

野球部引退後、お母さんたちとは受験が無事に終わったら美容皮膚科へ行く約束を交わしました。ところがコロナ禍で卒業式に親が出席できない事態に! 顔も見られないまま別れ、2年以上会えない日々が続いたのです。

 

 

気が付いたら肝斑が薄くなっていた!

笑顔で鏡を見る女性

 

マスク生活に慣れた私は、次第に肝斑のことなど気にしなくなりました。丁寧にメイクをすることも減っていく、そんなある日。息子たちの成人式の話題で久しぶりに野球部のお母さんたちと連絡を取り合ったことで、私は肝斑のことをハッと思い出しました。即、鏡へ直行! あれ? なんだか薄くなっている!

 

何度確認しても、確実に肝斑は薄くなっています。頬骨周辺に点々とシミは残っているものの、あのおぞましい茶色い集合体にはなっていません。肌色も明るいような気がするし、むしろここ何年かで一番、お肌の状態が良いんじゃない?

 

私はまたもやネットを検索。そこには、納得できる答えがありました。「閉経」です。そういえばかれこれ1年くらい生理がない私は、おそらく閉経した模様。むやみに紫外線を浴びなくなったことも理由の一つかもしれませんが、一番の理由はたぶん閉経なのでは? と、感じました。

 

まとめ

美容に対する意識が低い私が、ママ友のおかげで肝斑と気付き、遅ればせながら美白に気を付けるようになって4年半。私は肝斑が薄くなっていることに気付いたのです。よくあるシミはもちろんありますが、肝斑が薄くなっただけでずいぶんお肌の見た目が良くなりました。

 

薬や化粧品のおかげではなく、閉経したことで改善するなんて驚きました。女性ホルモンとは、あってもなくても女性の健康や美容に多大な影響を与えるのだなとつくづく感じました。更年期も悪くないなと、ちょっとだけ思える出来事でした。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/村澤綾香

 

 

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著者:みやび

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