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「宝くじ1億円当選した!」調子に乗って妻を捨てた夫→「あれっ!?」その宝くじ、実は…

私は30歳の会社員。3歳年上の夫と暮らしていますが、彼は少しでも不満があると仕事を辞めてしまうため、職を転々としています。今はなんとか生活できていますが、将来のことを考えると不安がよぎりますーー。

最近仕事を辞め、無職になった夫。私が仕事から帰ると、面接を終えた夫が真っ暗なリビングに座っていました。なんだかイヤな予感がしつつ、話しかけると……。

 

仕事を探していると思ったら…

やはり夫は面接に落ちていました。それでも焦らずに済むのは、いま住んでいる家が夫の持ち家であり、祖父から受けついだものだから。かなりの築年数ですが、家賃の心配がないのはこの家のおかげです。

 

それから1カ月。仕事から帰ると、就職活動を続けている夫が笑顔で待っていました。そして「俺もこれで将来安泰だ!」と言うのです。困惑しつつ、「仕事が決まったの?」と尋ねると、夫は真実を話し始めました。

 

どうやら、最近は就活もせず、これまでの貯金を使って遊んでいたようです。さらに、宝くじで1億円当てたので離婚して別の女性と再婚し、高層マンションに住む!と宣言。慰謝料はこの土地と建物だ!と言い出しました。

 

最初は納得いかなかったのですが、宝くじを凝視すると「あること」に気づき……。

 

 

 

宝くじの真実に気づくのはいつ?

​その後、家と土地の名義を変更して離婚が成立。別れたいと言われたときはショックでしたが、仕事も家事もしない夫と一緒にいてもメリットがないと判断しました。

 

しばらくして、夫から電話がーー。「宝くじは去年のものだった」と話し始めました。当てにしていたお金がなくなった夫は、「やり直さないか?」と提案してきましたが、もう気持ちは離れているので電話を切りました。

 

別れた夫が再び現れ…

1カ月後、私が家の取り壊しに立ち会っていたとき、元夫がやってきました。名義はすでに私ですが、住む場所にも困っているようで取り壊しに文句を言ってきます。ですが、着々と進む工事の様子を見て、何かを諦めたようでした。

 

その後、元夫は本気で職探しを始めたようです。私はたまに少しの贅沢を楽しみ、ふだんはつつましく暮らしています。

 

◇ ◇ ◇

 

いいことがあって気持ちが浮つきそうになったときほど、いつも支えてくれている周りの人に感謝をして足元を固めて歩もうと言いますが、ほんとその通りですよね。心を入れ替えて就活をし、心機一転、前を向いて進んでいけるといいですね。

 

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