「生理が始まりそうだけど準備バッチリ」と思っていたら…！？予想外の事態に？

 

友人から「日中でも夜用ナプキンをつけていたら1日持つよ」と聞きつけた専門学生時代の私。当時は経血量の多さに悩まされ、生理がくるたびに大変な思いをしたので、私にとって彼女の言葉は朗報でした。

 

すぐさま「次の生理から試してみよう」と決意して実行。ただ、その日は実技講習の日で1日中動きっぱなし。いくら夜用ナプキンとはいえ、経血量の多い私がナプキンを替えずに過ごしていれば、結果は惨憺たるもの。ナプキンの位置はズレるし、羽はヨレるしで、結局ナプキンの横にも後ろにも経血が漏れてしまいました……。

 

30代後半の現在は、以前に比べると経血量が減って生理期間を快適に過ごせています。しかし、あのとき友人の言葉を鵜呑みにしたことは後悔しています。今になって考えると、経血量は個人差が大きいものなので、彼女は平気だったとしても、私はきちんとこまめにナプキン交換をすればよかったと思いました。（あさ さん）

 

生理が始まりそうな感覚をキャッチした日のこと。そこでナプキンをつけておけばよかったのですが、「パンティライナーをつけているし、おそらく最初は経血もドバッと出ないから大丈夫でしょ」と高をくくり、私はナプキンをつけずに自宅を出ました。

 

ところが、このときは思っていた以上に経血量が多かったようで、ライナーでは吸収しきれず、ズボンにまで経血が染み出してしまったのです！ 仕事中だったため漏れを隠すよう後ろ手でバッグを持ち、周りを警戒しながらトイレに駆け込みました。

 

個室に籠った私は、下着やズボンについた経血汚れをトイレットペーパーで拭き取り、バッグに入れていた生理用ナプキンを装着。黒系のズボンをはいていたので汚れはさほど目立たずに済みましたし、経血もおおまかに落とせたので、その後の仕事は何事もなかったようにこなしましたが、きちんとナプキンをつけておけばよかったと後悔しました。（プンプンぷんこ さん）

 

 

今回紹介した2つは、思っていたより経血量が多かったせいで経血漏れを起こしたというエピソードでしたね。やはり経血量には個人差がありますし、日によって多い少ないも変わるものなので、自分の生理との長い付き合いの中で、経血漏れを起こさないよう、少しずつ学んでいくしかないのかもしれません。

 

監修／助産師 松田玲子