なかなか改善しない義母の症状に、ただごとではないと感じて整形外科を受診。結果、筋ちがいを起こしていただけと思っていたのが、圧迫骨折だったとわかりました。体を自由に動かせない義母からの呼び出しは時間に関係なく、かなりのストレスに……。こんな中、新しく始める仕事の初出勤日を迎えます。
危うく初出勤を阻止されるところだった…
様子をうかがっていると、部屋からは夫の怒号が聞こえてきます。
初出勤の前日になって仕事に行くのをやめてほしいと言い出して、夫が断ると……。
と、義母が言うので口論に……。
この前まで義母の中で部外者だったはずが、いつの間にか家族になり、コロコロ立場が変わる私。
義母のお望み通り、病院へ連れていくことに。
車での移動もひと苦労です。
病院の待ち時間は想像以上に長く……。
ストレッチをする義母……。あれ?
あれあれ? ……歩いている。
新しい仕事の初出勤を翌日に控えた夜、義母は夫を呼び出しました。しばらくすると、部屋からは夫の怒鳴り声が聞こえてきました……。ひとりで家にいるのが不安になった義母は、夫から私に仕事に行くのをやめるように言ってほしいと要求してきたのです。
「短時間の仕事だし、死ぬような病気じゃないんだからあんたも少しは我慢しろよ!」と夫が義母に言ってくれたおかげで、初出勤を阻止されずに済みました。
しかし、少し気弱になっているのか、私と2人になったときには「まる子さんは家族なんだから、私をこの家で最期までみとってほしい」なんて言うように……。あれ? ちょっと前まで「あなたは家族じゃないから」って言われていたと思うのですが……? まぁ、自分の体調によってコロコロと変わる程度の存在ということでしょう。結局、ひとりではいられないと言い張る義母は、娘である義姉を呼んでお世話をしてもらうことになりました。
それから数日。
義母は足がかなり痛むようで、自ら整形外科に行くと言いました。連れて行くと、長い待ち時間に耐えかねたのか、立ってストレッチしたり、トイレまで車椅子で行ったはずがスタスタ歩いて出てきたり……と、自由すぎる振舞い。問診ではしっかりと「電気が走るような痛みがあって立つことも歩くこともできない」と猛アピールしていましたが、最終的には医師に促されてスクッと立っていました。
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義母は文句を言いながらも、まる子さんに構ってもらえてうれしいのかもしれませんね。そう思うと、わがままに思える要求もちょっとかわいく思ってしまうもの。まる子さんのように、時には肩ひじ張らずに向き合うことも大事かもしれません。
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