手ごわいクセ毛が加齢によりパワーアップ!
うねりの強いクセ毛で多毛な上に、とても広がりやすい髪質の私。自分はもちろん、美容師さんでも扱いにくいという手ごわい髪の毛に子どものころから苦労してきました。どんなヘアスタイルもキマらないので、髪形に夢を持ったことはありませんでした。それでも30代までは、美容院で縮毛矯正をかけてボリュームを抑えるという方法でしのげていたのです。
ですが、36歳で子どもが生まれてからは、美容院に行くことはできてもあまり長く時間をかけることはできなくなりました。そこで、思い切って縮毛矯正をかけるのをやめ、美容師さんが提案してくれたクセを生かしたショートヘアに。しっかりとスタイリング剤を付けて自然なウェーブになるようにしたショートヘアは、自分でも気に入っていたのでその後も続けていました。
ところが40歳を過ぎたころから、いつもどおりにスタイリングしてもまとまらなくなりました。髪の手触りもパサパサに……。ネットで調べたところ、40代になると髪の生成に関係するエストロゲンという女性ホルモンが減少し始め、その影響で髪質が変わることがあるとのこと。私の髪も加齢による変化なのだと思って受け入れました。
髪の長さを生かしてまとめ髪にチャレンジ
それからは髪を短くするとまとまらないため、ある程度髪を伸ばして結ぶようになりました。単に1つにまとめただけだと年齢的に地味になるので、美容師さんに教わった、1つに結んだ毛束から髪を少しすくい取って結び目に巻き付けてゴムを隠し、ピンで留めるというスタイルが私の定番でした。毛先はスタイリング剤をもみ込んであえてクセを出して大きなウェーブ風に整えると、大人向けの落ち着いた印象に。後頭部がフワッと見えるように、髪の毛を引き出して整えるだけで、全体がグッとナチュラルな雰囲気になるので気に入っていました。
また、43歳ごろからは、暑い季節にはスッキリとしたまとめ髪にしたいと思い、SNSやYouTubeで大人でも似合うお団子ヘアの動画などを見て参考にするようになりました。特に髪を結び、その毛束をクルッと一回転させて結び目の上の部分に入れ込む「くるりんぱ」はどんなアレンジにも応用可能で、よく取り入れています。頭頂部から下へ向かって、くるりんぱを3カ所連ねて1つにまとめたり、編み込んでから下のほうでお団子にしたり、試行錯誤しながら覚えたまとめ髪を楽しんでいます。
いろいろなまとめ髪を試して外出が楽しみに
洋服やメイクと同じように、髪形が気に入らないと外出もおっくうになりがちです。私もまとめ髪をいろいろと試す前、扱いづらくなった髪の毛をどうしたら良いかわからず、外出が苦手になった時期がありました。ですが、朝起きて鏡を見たとき、髪の毛がうねっていようがボリュームが出ていようが、ヘアアレンジをしてしまえば外出も楽しくなります。これは自己満足ですが、そうやって髪を気づかう気持ちを持つことで、年相応の若々しさを出せているのではないかと思います。
46歳という年齢になって感じるのは、加齢で変化した自分の見た目をカバーするために、ひと手間加えるよう心掛けると案外気に入った自分になれるということでした。
また、まとめ髪を練習してよかったと思うのは、娘のヘアアレンジにもそのまま応用できることです。くるりんぱ、三つ編み、編み込みやお団子の要領を得ていたので、苦手だった娘のヘアアレンジも克服できて一石二鳥でした。娘と一緒に外出するときは、2人で似た雰囲気の髪形にして、おそろい感を楽しんでいます。
まとめ
髪質の変化をきっかけに大人のまとめ髪に挑戦してみて、今まで手を抜きがちだった身支度が楽しみになりました。手先を使って細かい作業をするのも、慣れると楽しいです。
何歳になっても、どんなに忙しいときでも、身なりをきちんと整えると気分が良くなる気がします。かわいくしようと努力する気持ちは、いつくになっても忘れないでいたいと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!