長男2歳、次男4カ月、このたび2人とも保育園に入ることができました。パートで働いていた仕事もフルタイムで働けるようになり、主人と大よろこび。ところが実際は、子どもたちにとっても親にとっても、つらいことばかりの保育園でした。
兄弟そろって保育園に入園、慣らし保育
保育園に入るために面接、健診をして、面談で保育士さんから園内の様子などの説明を受けました。待ちに待った入園式はたくさんの親御さんと子どもたちがいて、息子たちも私も緊張しましたが、その後の保育園生活が楽しみでもありました。
初登園日、息子たちはケロッとしていて、長男には「バイバイ」とまで言われてしまい、びっくりしました。最初の2週間は慣らし保育というものがあり、お迎えの時間をじょじょに延ばしていくのですが、慣らし保育期間中は、問題なく過ごすことができました。
長男の大泣きした姿
わが家の子どもたちは泣きもグズりもせず、たくましいなと主人と話していた矢先のことです。慣らし保育が終わって仕事に復帰する初日、長男が今まで聞いたことのない声で大泣き。泣き過ぎて過呼吸になってしまい、私にしがみついて離れません。
抱っこしていた次男もつられて泣き出してしまいました。保育士さんがいくらあやしても落ち着かず、いったん仕事を休み、家に帰ることに。長男は環境の変化にとても敏感で、きっと私が仕事に行くと分かったのだと思います。
今では楽しく保育園で過ごしている息子達
あんなに取り乱した息子の姿は初めてだったので、とてもつらい気持ちになりました。明日も今日みたいに泣かれるのだろうか、こんなに嫌だと泣いてるのに無理に連れて行ってでも慣れさせるべきなのか、本当に悩みました。
今日も恐らく泣いて嫌がるだろうと思いつつ、保育園に連れて行ったところ、まるで昨日のできごとがなかったかのように「ママ、バイバイ」と言われ、拍子抜けしました。それから今に至るまで、泣いてぐずるということは一度もありません。
保育園に入りにくい今、偶然にも2人とも保育園に入れましたが、初めての保育園は不安だらけでした。でも、今では子どもたちも保育園に慣れ、毎日楽しく過ごしているようです。(TEXT:ママライター木村えま)