訪問時は温かく迎えてくれる義家族
義家族lはご両親や夫のきょうだいを含め、私たち夫婦が訪れるたびに温かく出迎えてくれます。
義母は長く専業主婦でいつも手料理を振る舞ってくれ、義父は70歳を超えでも現役で働く現場職人。義実家に行くと、食事の時間は夫はテレビに夢中で、私は義父の話し相手、義母は台所に立ちっぱなしというのが定番です。
無事に安定期を迎えたので経過報告へ
春先、安定期に入ったので経過報告をしに義実家へ。そのときは、夫と10歳近く年の離れた義兄もいて、その子どもの小学2年生と4歳の甥も遊びに来ていました。
ごはんを終え、甥たちと夫は別室へ遊びに行き、妊婦の私は食卓テーブルで義父の話し相手になっていたのですが……。
義父から驚きの言葉が…!?
話の中で義父は突然、「子どもはよ、1人はダメだな。最低でも2人だな」「3人は産まないといけねぇよな。少子化っつって、今減ってるんだろ?」「じゃねぇと日本はよぉ……」と話し始めました。
義両親は4人の子どもを育てたので、人数に関しては何も言えません。しかし、普段から台所に立ちっぱなしの義母と、夫情報では「男は外で仕事、女は家事・育児」という考えが強い義父……。少子化なので3人以上産むのが理想とはいえ、義父母の時代とはいろいろ状況が違います。
しかも家事・育児をほとんどしてこなかったという義父に言われるのは、釈然としませんでした。そのときは、その場の空気を悪くしないために言い返さず相づちだけでかわし、そそくさと片付けをする義母を手伝いました。
義父は亭主関白な一面があると聞いていたものの、芯のある人だと思っていました。ですが、今回の話で私は正直ドン引き。義父に悪気はないのでその場はやり過ごしましたが、心の奥で引っかかっているままです。義家族との関係を悪くしたくないので、義父に言われたことは夫に伝えず、聞かなかったことにして過ごしています。
著者:たなか かな/女性・主婦。2023年8月生まれの男の子のママ。公務員の夫とともに初めての育児に奮闘している。個人事業主としてサービス業に従事していたが、出産に伴い在宅ワークに切り替え、ライターとして活動中。
イラスト:うちここ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています