夫は残業や出張が多く、連休でも地方出張で留守にしています。
ある日、私がリビングでテレビを見ていると……
出張中の夫が、テレビに!?
福岡へ出張中のはずの夫が、京都の観光名所を生中継しているテレビ番組に映っているのを目撃! しかも女の人と腕を組んでいて、ソフトクリームを食べさせてもらっていました。私は目を疑いましたが、背格好も服装も持ち物もすべて夫と同じ。
いてもたってもいられず、夫に「出張は順調?」と電話をしてみると「うん、順調だよ! お土産買っていくから楽しみにしてて♪」とやけに上機嫌。
疑念を抱いた私は、確かな証拠を求めて興信所に相談することにしました。
苦し紛れの言い訳
何も知らないふりをして過ごすこと1カ月。夫から「残業で遅くなる」と連絡があったので、仕事終わりに繁華街を歩いていると、突然、夫と女が偶然目の前に現れました。
我慢の限界に達した私は、「何しているの? 残業とか言いながら、本当は不倫していたのね!」と2人を問い詰めました。
すると、「こ、この人は俺の上司だよ!」としどろもどろになりながら夫が言い訳を始めました。
その上、一緒にいた女も「同じ職場で働いております、カオリと申します。彼とは秘密裏に、ある企画を進めていまして、会社では企画の話ができないため、ここで仕事をしていたのです。もちろん、証拠もあります」と説明。
不倫を疑われて心外だとして、2人は私に謝罪まで要求してきたのです。
騙されたフリをして
実は、先日連絡した興信所から、明日不倫の証拠を押さえた写真が届くと連絡をもらっていました。私は、2人の反応を見るためしらばっくれることに。
「私、以前からあなたたちの不倫を疑っていて、興信所に調査を依頼しているんですよ」と告白。急に2人は青ざめました。
「上司と部下の関係なのに、不倫を疑って申し訳ありませんでした。それじゃ、お仕事頑張ってください」と伝え、その場を去りました。
哀れな2人の末路
翌日、興信所から不倫の現場を押さえた証拠写真が届きました。夫は大慌て! 泣きながら謝ってきましたが、もう時すでに遅し。私は2人に慰謝料を請求し、離婚しました。その後2人は会社を退職し、結局破局したと風の噂で聞きました。
妻を裏切り、秘密で不倫を楽しんでいると思っているのは本人だけ。軽い気持ちで家族を裏切ると、痛い目にあうものですね。