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「こんなはずじゃ…」初めての妊娠は双子!楽しみにしていたマタニティライフ⇒しかし現実は…!?

初めての妊娠が双子だった私。かわいいわが子たちに会える日を楽しみにしながら、充実したマタニティライフを楽しみたいと思っていたのですが、現実はそうはなりませんでした……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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おなかが大きくなるのが早すぎる!

双子だったため、単胎の妊婦さんよりもおなかが大きくなるということは、ある程度覚悟はしていました。しかし、妊娠6カ月を過ぎたあたりから急激におなかが大きくなり、次々とマタニティ服がサイズアウトしてしまったのです。

 

急激に体型が変化したため体の節々が痛み、夜もあお向けで眠ることができなくなってしまいました。毎日とてもつらかったのを覚えています。

 

入院するのが早すぎる!

妊娠8カ月を目前に控え妊婦健診に行くと、なんと即日入院を言い渡されてしまいました。ハイリスク妊娠のため早期に入院する可能性があると聞いていたため、入院の準備は早々にしていた私。しかし、肝心の心の準備はできていませんでした。

 

双胎間輸血症候群(※)という病気のため入院となったのですが、双子は助かるのだろうか!?という深刻な悩みから、冷蔵庫の中身が腐ったらどうしよう!というしようもない悩みまで、さまざまな心配ごとで頭がいっぱいになりました。

 

(※)双胎間輸血症候群(TTTS):一絨毛膜双胎(胎盤が1つの双胎)のみに起こる特殊な病気。一絨毛膜双胎は、胎児2人が1つの胎盤を共有しており、胎盤でつながっている血管を通じて、互いの血液が両方の胎児の間を行ったり来たり流れています。この血液の循環のバランスが崩れたときに双胎間輸血症候群を発症します。

 

 

出産するのが早すぎる!

双胎間輸血症候群の影響で、入院してからわずか4日後に帝王切開することになった私。お風呂に入ってはいけないと言われ、ショックを受けたのを覚えています。

 

実際はお風呂どころではなく、ごはんを食べることもできないほど体調が悪化してしまいました。そしてそのまま4日後に出産し、私の波乱のマタニティライフは終了したのでした。

 

 

予想外のハプニングに見舞われ続けた私のマタニティライフでしたが、今では双子も4歳となり、元気に育ってくれています。「産前はいろいろあったし、生まれてからもいろいろあるけど、とりあえず無事に生まれてくれるから安心して!」と当時の私に言ってあげたいです。そして、「とてもつらかったね。頑張ったね」と力いっぱい抱きしめてあげたいです。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

イラスト/ミロチ


著者:木下うめ子

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