夫は残業で私が遅くなったときでも、家のことを全くせず、帰りが遅くなる私を責めてばかり。一戸建てを建てるために節約を促すと、「節約節約って……お前ババ臭くなったよな」と言ってくる始末。私はストレスで、夜に大食いしてしまう日々が続きました。
夫の電話の内容は?
私が残業で帰りが遅くなったある日、家に近づくと、窓が開いていたため、お風呂に入っている夫が誰かと電話している声が聞こえてきました。「本当に残念だよ!今夜はせっかく嫁が仕事で帰りが遅くなるのに、一緒に居られないなんて……」と電話の相手は女性の様子!
聞き耳を立てると、「じゃ、また明日の夕方5時半に♪」と明日会う約束までしていたのです! 腹が立った私は何も知らないふりをして過ごし、明日待ち合わせ場所に突撃しようとしていたのですが……
緊急入院した妻
その夜、急激な腹痛で病院に駆け込み、検査入院をしなければならなくなってしまいました。一緒に病院に来た夫は、「ほんとにお前って、使えねーよなぁ!俺に迷惑かけんなよ」と全く心配していない様子。そればかりか、「明日から急な海外出張が入ったから1週間見舞いに来られない」と言ってきました。
そのとき、どこからか電話がかかってきたため、「せっかくの入院だしゆっくりしてろよ!」と言い残して病室を出ていきました。
入れ違いのように両親がお見舞いにきてくれたのですが、夫が誰かと電話をしている様子を目撃したそう。夫に挨拶しようと近づくと「明後日からのグアム旅行に行く」「どんな水着を持って行く?」と浮かれた話をしていたというのです。
私が入院するというのに、浮気相手と海外旅行に行くつもりなんて……私は怒りが爆発してしまいそうに! 両親にすべてを伝えて協力してもらい、夫をこらしめることにしました。
不倫旅行から帰ると、妻の葬儀が?!
検査の結果、ストレスからくる暴飲暴食が原因で腹痛を起こしてしまっていたとのこと。幸い数日で退院することができました。夫が海外から帰ってくる日に合わせて、私と両親は準備に取り掛かることに。
それから1週間。夫が家に帰ってくると、なんと家で葬儀が行われているではないですか! 遺影は私の写真です。すべてを察した夫は、「ま、まさかこんなことになるなんて……」と固まってしまいました。
予想外の出来事に、夫が気絶
両親が、「出張だなんて嘘ついて、どこに行ってたんだ!? 会社に電話して、出張に行っていないことは分かっているんだよ!」と詰め寄りました。
すると夫は不倫相手と海外旅行に行っていたことを告白。そのまま棺にすがって泣き始めたところで、私は棺の中から起き上がりました。
そして夫の手を掴み、「許すわけないだろ!」と叫ぶと、夫は「ギャー!」と叫んで気絶してしまったのです。
夫をこらしめて
夫の浮気相手は会社の同僚でした。夫と女の社内不倫を会社に通告すると、それぞれ降格させられ、夫は地方の支社へ転勤することになったそうです。私は夫と不倫相手に慰謝料を請求して、離婚成立。夫は慰謝料を払うために作った借金を返すため、昼夜働き詰めらしいです。
体調を崩した妻を心配もせず、嘘をついて不倫旅行に行くような夫を、こらしめることができてスッキリしました。今は嫌味ばかり言う夫のいない新生活を満喫しています!