彼の父が妊娠報告に激怒!その理由は…?
私が23歳のフリーターで彼が大学生のころ、結婚前に妊娠が判明。しかし彼のお父さんには報告ができていませんでした。聞くところによると、「結婚してから子どもを授かるべき」という考えを持つ、厳しい印象の方なのだそう。
そんなお父さんに彼は何度も報告しようとしましたが、怖くて言えず、気付けば妊娠して5カ月が経っていました。私は彼に「私も一緒に行くから、ご両親へ報告しに行こう」と頼み、2人で彼の実家へ行くことに。そして彼のお父さんへ妊娠報告をしたところ、案の定「ふざけるな! 何を考えているんだ!」と激怒されました。私も彼も言葉を失います。
しかしそんな様子を見ていた彼のお母さんが「実は、私たちも先に子どもを授かってから結婚したのよ。お父さんはきっと同じ苦労をしてほしくなくて怒っちゃったの」と教えてくれました。「きっと2人が真剣だってわかってくれているはずよ。私からもよく話しておくわね」と心強い言葉をかけてくれたので、彼と2人で頭を下げて、その日は帰路につくことに。
翌日、彼のお父さんから彼の元へ一本の電話が。あんなに激怒していたお父さんでしたが、この日は落ち着いた様子で話してくれたそうで、結婚も認めてくれました。その後私たちは結婚して、無事に出産。そのときの子どもは11歳になり、今ではきょうだいも増えて子ども4人と仲良く暮らしています。
私たち夫婦はこのときのことをきっかけに、大事だと思うことはすぐに義両親へ報告をするように。あのとき彼のお父さんは、他にも私たちに言いたいことがたくさんあっただろうに、未熟な私たちを認めてくれました。私も彼のお父さんのように、子どもの人生を広い心で認められる人になりたいと感じた出来事でした。
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作画/Pappayappa
著者:小田みこと
2女2男のワンパクな4人の子どもたちに翻弄されながら、毎日がむしゃらに過ごしている母。夜な夜な1人の時間でおやつをつまみながらゲーム実況をみるのが楽しみ。