不妊治療の末に妊娠。喜んで報告すると…
私たち夫婦は結婚して5年間、不妊治療をしてきました。周りには話していませんでしたが、「子どもはまだなの?」というようなことを言われたことがなく、平穏に過ごしていました。
そして待望の子どもを授かり、サプライズで家族に妊娠を発表したときのこと。主人が義両親に「子どもができました!」と言った瞬間、義母が夫に向かって「ほんとにあんたの子なの?試験管の取り違えとかないの?」と言ったのです。
「おめでとう」の言葉もなく愕然として……。これ以降、距離を取るようになったのは言うまでもありません。
◇ ◇ ◇
親しき仲にも礼儀あり、決して言ってはいけない言葉ってありますよね。思ったことを口にしたのかもしれませんが、家族であっても相手のことを考えて発言することが大切。これでは家族の縁が切れてしまっても仕方がないですね……。
作画/赤身まぐろ
著者:みやたりかこ
7歳になる息子のママ。関西出身の関東在住で、趣味は料理と裁縫。