中学3年生で迎えた初潮
中学3年の終わりごろにようやく初潮を迎えた私。恥ずかしさもあり母に報告できず、家のトイレにあった母の生理用品をこっそり使おうとしました。
しかし、初めて見る生理用品を前にどれを使うべきか悩んでしまいました。生理用品のパッケージには昼用、夜用、多い日、軽い日と書いてありますが、今の自分はどのタイプが最適なのかわかりません。
仕方なく直感で選んだ物をつけて塾へ向かいました。
なんで!? 漏れている…
少し心配だったので、塾に着くと真っ先にトイレへ向かいました。すると、ショーツに経血が漏れているではありませんか! どうしようと焦った私は、ぐるぐるに巻いたトイレットペーパーをその上に敷いてしのぐことにしました。
幸い、洋服まで経血が漏れることはなく周囲の人にバレずに済みましたが、授業どころではなく帰るまで終始ソワソワ……。
帰宅後、塾での出来事を母に伝えると、私がつけていたのは「おりものシート」だったよう。その後、母は丁寧にナプキンやサニタリーショーツの使い方について教えてくれました。最初から母に相談すればよかったと後悔したのは言うまでもありません。
思春期特有の恥ずかしさから誰にも相談せず、何も知らない状態で初潮を迎えた私。経血が漏れていたときは焦りましたが、あの失敗がなければ生理やナプキンの使い方について誤解したままだったかもしれません。生理は恥ずかしいものと思われがちですが、相談しやすい雰囲気であることは大切だなと感じました。
著者/香川ゆき
イラスト/ののぱ
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
-
「暑いから脱ぐわ。持ってて」彼が突然上着を渡してきて…彼の行動の意図とは?
-
ずっと気になっていたトイレ奥の「謎の箱」。初めて開けてみると…衝撃の光景に呆然
-
「大丈夫…?」川で水遊びをしていた私⇒気がつくと下半身が大惨事になっていたワケ!