記事サムネイル画像

「ひとりだけやらない…」なかなか変化の見られない息子に抱く不安。療育に通う意味って…? #発達凸凹な息子 6

「長男3歳、『発達障害では?』と言われて」第6話。星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。

ばよさんはショックを受けますが、保育園の提案を受けてから1カ月が経ち、ついにタロくんを連れて療育センターを訪れます。そして、発達検査の結果は「発達障害の特性をお持ちです」。結果に動揺すると同時に、ばよさんは「保育園に報告したら、私自身がタロの発達障害を認めることになる……」と葛藤します。それでも勇気を振り絞って保育園に伝えると、タロくんのために加配の先生が配置されることになったのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
41 クリップ

発達検査を受け、その結果を保育園に報告したばよさん。以来、ばよさんとタロくんは月に1度、療育センターに通うようになります。

 

最初のうちはやる気があるけれど…

発達障害では150

 

発達障害では151

 

発達障害では152

 

発達障害では153

 

発達障害では154

 

発達障害では155

 

発達障害では156

 

発達障害では157

 

発達障害では158

 

発達障害では159

 

 

発達障害では160

 

発達障害では161

 

発達障害では162

 

発達障害では163

 

発達障害では164

 

発達障害では165

 

発達障害では166

 

 

発達障害では167

 

発達障害では168

 

発達障害では169

 

発達障害では170

 

発達障害では171

 

発達障害では172

 

発達障害では173

 

発達障害では174

 

発達障害では175

 

発達障害では176

 

 

発達障害では177

 

発達障害では178

 

発達障害では179

 

発達障害では180

 

発達障害では181

 

発達障害では182

 

発達障害では183

 

発達障害では184

 

発達障害では185

 

 

発達障害では186

発達障害では187

 

発達障害では188

 

発達障害では189

 

発達障害では190

 

発達障害では191

 

発達障害では192

 

発達障害では193

 

発達障害では194

 

発達障害では195

 

「その場にいられるだけでもいいんです。いられない日があってもいいんです」。

 

臨床心理士の先生もソーシャルワーカーの方も、保育園の先生も、ばよさん親子のことをあたたかく、前向きにサポート。タロくんの発達障害をなかなか受け入れることのできなかったばよさんですが、当時を振り返り、少しずつ、でも着実に、自身の心が溶けつつあったことに気づいたのでした。

 

 

ばよさんが「皆さんが少しずつ、私の心を溶かしていってくれた」と振り返るように、何事も一歩ずつ変化していくのかもしれません。自分ゴトとして考えてみても、特に人との信頼関係は、ゆっくりと築かれていくものですよね。

 

不安なときは気持ちが急いでしまいますが、皆さんにも「振り返ってみれば、少しずつ変化していたのかも?」と思えるような経験があるのではないでしょうか?

 

小児神経専門医の松井先生によると、今回のタロくんのように、早い時期から療育をおこなうことで徐々にいろいろなことができるようになりますが、これを“早期介入”と言うそうです。発達障害においては、早期発見、早期介入が重要とされています。

 

>>次の話

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター星河ばよ

    2人の男の子のママ。支援級在籍、発達障害グレーの長男・タロと、甘えん坊の次男・ジロとの日常をイラストで描き、Instagramやブログで公開している。学校を休みたがる長男への接し方を模索中。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
    2 クリップ

    同じジャンルの連載

    もっと見る
    • 通報
      タローくんが私の息子にそっくりすぎて先生達の言葉がめちゃくちゃタメになるし心に響く😭
    • 通報
      やさしくていい先生!
    • 通報
      良い先生で良かった!

  • あわせて読みたい記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    マンガの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック →