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「信じられない…」兄夫婦との同居に涙する母→衝撃の実態を聞いた娘が考えた策とは!

私は実家から車で3時間ほどのところで、夫と暮らしています。実家では母が一人暮らしをしているのですが、高齢になってきてそろそろ施設に入りたいと相談されたことから、私は資料集めをしていました。

ある日、突然地元から姿を消した兄が、母と同居するといった帰ってきました。しかも、知らない間に結婚もしていて、奥さんも一緒。これまで迷惑をかけた分、親孝行をするつもりだと言うのですが……。

 

兄に感謝!

兄が突然地元に帰ってきて、母と同居すると言ったときは、正直かなり心配でした。

しかし、昔のフラフラしていた兄とは違い、今は結婚して守るべき存在もできたことで、変わってくれたよう。


母からは施設に入って気軽に一人暮らしをしながらサポートを受けたいと相談されていましたが、兄が同居をしてくれるというので、しばらくその話は先延ばしにすることにしました。私としても夫の仕事の都合で住居を変えることはできないため、何かあったときのことを考えると兄夫婦がそばにいてくれるのは、とてもありがたかったのです。


とはいえ、同居となると義姉のことも心配。母は嫁いびりをするような人ではありませんが、もし何か想像と違ったことがあったり、別で暮らしたいということになったりしたら、気軽に相談してほしいと兄には伝えました。

 

旅行三昧の母…

兄夫婦が母と同居を始めて2カ月。
私は上手くいっているのか確認するため、久しぶりに兄に連絡をしてみました。兄は、母が言うことがすべてだから、それで納得しろと言います。


母に聞くと、上手くいっているという返事はくるのですが、どうしても気になることがありました。それは、以前と比べて電話ができなくなったこと。忙しいといって、もっぱらメッセージのやりとりばかりになっていました。さらに、週末に旅行の予定を入れていることが増え、様子を見るため遊びに行こうとしても断られていたのです。健康に過ごせているなら何も言うことはありませんが、あまり張り切りすぎて体を壊しても本末転倒なので、無理させないように兄にもお願いしておきました。

 

すると、兄は急に近所に住む母と仲良しのご家族について聞いてきました。その家には、大学生のお孫さんがいて、母に家庭菜園を教えてもらうために頻繁に家にやってくるよう。

 

兄は、そのお孫さんの目つきが気になるようで、あまり家に来てほしくないとのこと。奥さんも苦手に思っているそうです。ですが、私が知る限りはとてもいい子。一人暮らしの老人に目をつけて特殊詐欺をはたらこうとしているのでは?と兄は考えているようですが、さすがにそんなことは考えられませんでした。

 

母が逃げ出してきた…!

それから1カ月後。
3日前から母の所在が分からなくなってしまったと、兄から連絡がありました。
さらに「警察に通報するべきか……?」という相談をしてきたのです。


連絡をしていなかっただけで、実際には母は私のところにいました。母から聞くに、同居をしてから母は、毎日奴隷のように扱われ、貯金も勝手に使われていたそう。

 

さらに突然やってきた母に、私が食事を用意すると「こんなに温かいごはんは久しぶり」と言って泣いたのです……。母はいつも余りものだけを食べていることや、勝手に食事をすると怒られることなどを話してくれました。もう兄には任せていられないと感じた私は、母を引き取ることを決意して兄にもそう伝えました。

 

「お前、母さん引き取るって本気か?」

 

もちろん、本気です。すると、兄が嬉しそうに……。

 

「正直邪魔だったったから助かるわ」

 

兄曰く、母がいると奥さんも生活しにくいみたいなので、早く荷物を取りにくるようにということでした。

 

「お兄ちゃんたち馬鹿なことしたね」

 

私、実は兄夫婦の酷すぎる計画の内容を知っており、傷ついた母に代わって、私がしっかり兄夫婦をおしおきしてあげようと決意しました。

 

私はまず、実家の売却手配からスタート。さらに、兄に遺産が渡らないようにするため、裁判所で相続人の排除もしてもらいました。実子でも、危害を加えたり脅したりといった行為が認められれば、相続人から排除することができるそう。頻繁に家庭菜園を教わるためにわが家にきていた近所のお孫さんが、兄夫婦の会話を録音や動画を撮影してくれていたため、あっさり認められました。


その後、兄たちは自分たちが路頭に迷うことになり、泣きながら謝ってきました。私が冷たく突っぱねると、今度は「今の生活を壊されたくなければ、500万円用意しろ!」と脅してくるまでに。所在不明の期間が長かった兄は知らなかったのですが、私の夫は警察官で、さらにご近所のご夫婦も警察官。なので、これ以上なにかしてくるようなら、こちらもすぐに対応できると告げました。

 

さすがにもうどうにもならないと悟ったのか、逃げるように実家からいなくなった兄夫婦。借金も作っていたようで、返済が出来ずに困って連絡が来ましたが、無視を貫きました。その後、どうなったのかは分かりません。私は母との同居をはじめ、できるだけ近くで母のことを支えていこうと思っています。兄夫婦との同居でつらい目にあった母が、幸せに過ごせるように頑張りたいと思います!

 

◇ ◇ ◇

 

貯金が使い果たされる前にお母さんを助けることができて、本当によかったです。親が一人暮らしになると、すぐに駆け付けられる距離にいないと心配ですが、今回はご近所さんと良好な関係を築けていたことが功を奏しましたね。みなさんは、近所の方とどのように接していますか?

 

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