授乳のリズムが整ってきた生後3カ月ごろ。わが子はおっぱいを上手に飲めるようになってきました。ところが、授乳の途中で乳首を噛んで引っ張るなど、遊び始めることが増えてきました。今回は、思い出すだけで痛い、授乳中に乳首を引っ張る理由などをお伝えします。
生後3カ月、乳首を引っ張られて激痛!
おっぱいの飲み方に慣れてきた生後3カ月。母乳育児も軌道に乗り始め、やっとひと安心と思いきや、新たなる悩みが出てきました。そのひとつに「乳首を引っ張られること」があります。みなさんはご経験がありませんか?
授乳中に、私の乳首を噛んでビヨーンと引っ張るわが子。初めてされたときは「痛っ!」と大声が出ましたね。しかも乳首を噛んだまま、なかなか離してくれず、つらい思いをしました。
わが子が乳首を引っ張る理由とは?
わが子が乳首を噛んだり引っ張るのは、ただ遊んでいるだけだと私は思っていました。しかし、あることに気付いたんです。それは甘いものや油分過多のもの、からいものを食べたあとの授乳の際に乳首を引っ張られることが多いということ。
ママの食事は母乳に影響するといわれています。きっと私の母乳の味がおいしくなかったんだと私は思いました。とくにカレーを食べたあとの授乳は、思いっきり乳首を引っ張られました。
ほかにもこんな理由があった!
調べてみると、赤ちゃんがおっぱいを噛む・引っ張ることには、さまざまな理由があることを知りました。そのひとつに「おっぱいが思うように出ていない」という理由が挙げられます。思い返すとまだ母乳が思うように出ないころに乳首を噛まれたことがありました。
おっぱいを飲みたいのに出てこないことは、赤ちゃんにとって多大なストレスと不安感を覚えますよね。小さいながらもアクションを起こして伝えていたようです。
テレビを見ながら授乳しているとき、「こっちを見て!」と言わんばかりに乳首をビヨーンと伸ばされたこともありました。私の気を引こうとしていたのかもしれません。こうした赤ちゃんの行動には理由があったんですね。(TEXT:ママライター田中由惟)