乳首が切れる【授乳中のトラブル】

授乳にまだ慣れていない時期に多くのママが体験するトラブルのひとつが、「乳首が切れてしまうこと」です。乳首が切れるまではいかなくとも傷ができてしまうと、痛いしこのまま授乳を続けていけるのか不安になってしまうかもしれません。

 

 

どうして切れてしまうの?

乳首が切れてしまう原因はいくつかあります。

 

●赤ちゃんが深く乳首を含めていない

赤ちゃんがママの乳首をお口深くまで含めていないと、傷ができてしまいます。正しい姿勢で赤ちゃんを抱っこし、赤ちゃんが大きなお口を開けたタイミングを逃さずに乳首を含ませるようにしましょう。赤ちゃんがおっぱいを吸い始めて痛みがあるような時は、ママの姿勢や含ませるタイミングを見直してみましょう。また、授乳前に乳首と乳輪のマッサージをして乳首をやわらかくしておくことも大切です。

 

●乳首を赤ちゃんのお口から外すときに負荷がかかっている

おっぱいの飲ませ終わりのタイミングは、赤ちゃんが自然に乳首を離したときがベターですが、そうもいかないときってありますよね。赤ちゃんから乳首を外すときに、乳首が引っ張られていると余計な力が加わり、傷ができてしまいます。赤ちゃんの口角からママの小指を入れて、少し圧を抜いてから乳首を外すようにするとよいですよ。

 

●乳頭保護器の使用

扁平乳頭や陥没乳頭などの場合、乳頭保護器を使っておっぱいを飲ませるよう、助産師に指導されることがあるかもしれません。うまくフィットしていないものを使うと、乳首が切れてしまう原因になることがあるので注意が必要です。

 

●赤ちゃんにかまれる

おっぱいが思うように出なかったり、赤ちゃんが大きくなって歯が生える前後など、おっぱいをかまれて傷ができてしまうことがあります。その際、ママの反応が大きいと、赤ちゃんはママがよろんでいると思ってしまうので、冷静に赤ちゃんにかんではいけないということを伝えましょう。

 

 

乳首が切れてしまったら、授乳はどうすればいい?

乳首が切れてしまった場合、傷とママの痛みの状況によって変わってくると思います。傷はあるけれど、我慢できる程度の痛みであれば、授乳のときの姿勢や乳首を含ませるときのタイミングを見直して、授乳することが可能です。

 

おっぱいを吸わせるときは、赤ちゃんの唇が傷にあたらないような抱っこの仕方を工夫することがポイントです。

普段よりもおっぱいを吸わせる時間を短くしてもよいと思います。

 

傷の痛みが強く、直接おっぱいを吸わせるのが辛い場合は、直接授乳はお休みして、搾乳で対応するという方法もあります。

完全に授乳をしないというのは、またほかのおっぱいトラブルが生じる可能性もあります。入院中であれば、産院のスタッフに相談しながら授乳をすすめていきましょう。

 

 

傷のケアはどうすればいい?

乳首に傷ができてしまった場合、なるべくかさぶたができないよう、保湿しながら傷を治していくというのが主流になっています。保湿用のクリームや軟膏、ドレッシング剤を貼るなどの対処法があります。搾った母乳を直接傷に塗ってもよいですよ。

 

傷がある場合は、感染予防にも注意しましょう。放置していると、傷が悪化するばかりでなく、細菌性の乳腺炎に罹るおそれもあります。傷の周りが赤くなってきたり、痛みが強くなってきたり、黄色い浸出液(膿)が出ている場合は、早めに医師に相談しましょう。

 

乳首にできた傷の痛みを我慢しながらの授乳は、つらいですよね。まずは予防が大切ですが、傷ができてしまった場合は、傷とママの痛みの状況と相談しながら、無理なく、楽しく授乳を続けてもらえたらと思います。

 

 


監修者:助産師 REIKO

医療短期大学専攻科卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

 

 

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◆母乳育児に関するQ&A

 

 

◆授乳の体験談

 一番最初の授乳は出産直後に助産師さんが吸わせてくれました(^^) 小さくて必死な姿が本当に可愛かったです!それからは母子同室で吸わせかたがわからず助産師さんに何度も手伝ってもらい授乳しましたが体重を測ると2グラムしか増えておらず、ミルクを足すよう指導され夜中泣きました。それからは軌道に乗って完母でトラブルなく過ごせてます!助産師さんと頑張って吸ってくれたかわいい息子にに感謝です!

たいがママ さん

 現在2人目授乳中です。正直、上の子の初授乳は覚えていません。そして今回は生まれてまもなく、分娩台の上での初授乳でした。それまでずっと自分の指をチュパチュパ吸っていたので、助産師さん(看護婦さんだったかな?)にお願いして吸わせてみました。誰からも教わってないはずなのに夢中でおっぱいを吸う我が子に妙に感心したのを覚えています。

きょん×2 さん

 1人目の最初の授乳からだいぶ経つのですが、感激した感覚をまだ覚えています。私自身も可能であれば母乳で育てたいと思っていたので、病院選びの際に母乳育児に力を入れているということもポイントの1つとしていました。
 私は産後入院中はずっとろくに出なくて、赤ちゃんも自分も授乳に慣れていないで格好も定まらず、明らかに懲りそうな不自然な格好で授乳していました。産後の疲れた体でヘトヘトでしたが、乳首を吸わせる刺激で出るようになるということで、入院中にスパルタ教育をしてもらいました。
 産まれる前の授乳への意気込みが強かったためこのままずっと出なかったらどうしようと不安にも思いましたが、幸い、大きさの割にf^_^;)よく出るようになってよかったです。看護師さんが言っていた通り、「最初に出なくても大丈夫!ある日突然出るようになることもあるから、最初から出なくても諦めないで!でも、どうしても出なかったらミルクでいいんだよ!」

ぽぽ さん

 

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2017/06/13


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