【助産師監修】陥没乳頭・扁平乳頭の対処法

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授乳をしていて、赤ちゃんがうまくおっぱいを含めないと感じているママは多くいらっしゃいます。その原因の1つに乳首の形があると思います。乳首が十分に突出していない場合、おっぱいトラブルも生じやすくなります。

 

 

起こりやすいトラブル

乳首の発赤

赤ちゃんがおっぱいを飲むときに、深く乳首をお口に含めないと、乳首に負荷がかかり、赤くなったり、傷ができたりします。

 

乳首の亀裂

赤ちゃんが深く乳首をお口に含めないまま授乳を続けていると、乳首が切れてしまうことがあります。痛みが強く、出血することも。

 

乳輪部のむくみ

お産後数日経過すると、おっぱいが張ってきます。そのときに乳輪部がむくみ、かたくなってしまいます。乳輪部がむくんでかたくなってしまうと、さらに授乳が難しくなってしまう可能性があります。

 

おっぱいが張る

おっぱいが張ってきたら、赤ちゃんがごくごく飲んでくれるとよいのですが、赤ちゃんが効果的におっぱいを吸ってくれないと、母乳が出てこず、おっぱいが張ったままに。おっぱいに母乳がとどまっている状態が続くと、乳腺炎などのトラブルが生じたり、母乳の分泌が減ってしまうこともあります。

 

 

陥没乳首・扁平乳首の対処法

乳頭(乳首)マッサージ

乳首や乳輪部が硬いと、赤ちゃんはおっぱいを深く含むことが難しくなります。少しでも赤ちゃんが含みやすいように、赤ちゃんにおっぱいを飲ませる前に、乳頭マッサージをしましょう。小鼻~耳たぶくらいのやわらかさが目標です。おっぱいが張って痛いときには、少しずつもみほぐすようにしながらおこないましょう。

 

抱き方・含ませ方の見直し

乳首が十分に突出していない場合でも、赤ちゃんの抱き方を工夫するとじょうずにおっぱいを含んでくれることがあります。横抱きでうまく飲めなくても、脇抱きや縦抱きに替えたら、おっぱいが飲めるようになったというケースもあります。

 

また、赤ちゃんにおっぱいを含ませるタイミングも大切です。赤ちゃんが大きなお口を開けたときにおっぱい全体を含ませるようなイメージで、乳輪部まで含ませるようにしましょう。

 

搾乳

おっぱいが張っているときは、授乳前に少し母乳を搾ることで、おっぱいが吸いやすくなります。搾乳をすることで、乳頭や乳輪部のマッサージにもなります。

また、おっぱいを飲ませた後もおっぱいが張ってつらいようであれば、おっぱいが軽くなる程度搾乳をしましょう。母乳を出すことでまた母乳がつくられるようになります。

 

搾った母乳は赤ちゃんに飲ませましょう。その際、カップやスプーンで飲ませると、おっぱいを吸うときの舌のトレーニングもできますよ。

 

授乳間隔の調整

乳首が赤くなったり、切れてしまって痛みがあるときは、おっぱいを飲ませる時間を短くしたり、一旦直接おっぱいを飲ませるのをお休みして、母乳を搾って飲ませるというのも1つの方法です。

 

乳首のケア

乳首に傷ができてしまった場合、感染予防に注意を払いましょう。消毒の必要はありませんが、清潔にし、感想を避けるためにラノリンやランシノーなどのクリームを塗って保湿しておきましょう。また、搾った母乳を直接乳首に塗り、乾かす方法もあります。

 

 

まとめ

十分に乳首が突出していないと、赤ちゃんがなかなかじょうずにおっぱいを含んでくれず、乳首に傷ができて痛いし、ママの心も折れてしまうこともあります。なかなかすぐに解決できることではないかもしれませんが、少しでも赤ちゃんが吸いやすいおっぱいにすること、抱き方を工夫することで少しずつママも赤ちゃんも慣れてくると思います。そして、赤ちゃんが大きくなるにつれて赤ちゃんのお口も大きくなるので、ママのおっぱいを深くまで含めるようになると思いますよ。

 

 

 

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◆母乳育児に関するQ&A

 

 

◆授乳の体験談

最初の授乳は出産直後に助産師さんが吸わせてくれました。小さくて必死な姿が本当にかわいかったです! それからは母子同室で吸わせかたがわからず助産師さんに何度も手伝ってもらい授乳しましたが、体重を測ると2gしか増えておらず、育児用ミルクを足すよう指導され、夜中泣きました。それからは軌道に乗って完母でトラブルなく過ごせています! 助産師さんと頑張って吸ってくれたかわいい息子にに感謝です!

たいがママ さん

現在、2人目授乳中です。正直、上の子の初授乳は覚えていません。そして今回は生まれてまもなく、分娩台の上での初めて授乳しました。それまでずっと自分の指をチュパチュパ吸っていたので、助産師さんにお願いしておっぱいを吸わせてみました。誰からも教わってないはずなのに夢中でおっぱいを吸うわが子に妙に感心したのを覚えています。

きょん×2 さん

1人目の最初の授乳からだいぶ経つのですが、感激した感覚をまだ覚えています。私自身も可能であれば母乳で育てたいと思っていたので、病院選びの際に母乳育児に力を入れているということもポイントの1つとしていました。


私は産後入院中はずっとろくに母乳が出なくて、赤ちゃんも自分も授乳に慣れていないので体勢も定まらず、不自然な格好で授乳していました。産後の疲れた体でヘトヘトでしたが、乳首を吸わせる刺激で出るようになるということで、入院中にスパルタ教育をしてもらいました。


生まれる前の授乳への意気込みが強かったため、このままずっと出なかったらどうしようと不安にも思いましたが、幸い、大きさの割によく出るようになってよかったです。

ぽぽ さん

 

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監修者・著者

助産師 REIKO


医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


2017/05/29

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