初めて彼のお家へ
ある日、彼の家に初めてお邪魔することになった私。彼の最寄り駅で待ち合わせをし、2人で楽しく話しながら彼の家に向かって歩いていきました。私は、「どんなお家に住んでいるのかな~」と想像しワクワク。
しかし、到着した彼の家はボロッボロのアパートでした。びっくりしながら部屋の中に入ると、普段おしゃれな彼からは想像できないほど部屋の中は汚く、いろいろな物が散らかっていたのです!
あまりの散らかりように驚きを隠せなかった私。けれど、彼は「ゆっくりしていってよ」と言い、いつも通りな様子でくつろぎ始めました。せっかく遊びに来たしゆっくりしようかなと思ったのですが、なんと彼が「眠くなった」と寝始め、私は放置されてしまうことに。
帰り際に言われたこと
まさかの事態が続き、彼の家に長居する気になれなかった私は帰ることに。勝手に彼の家はおしゃれだろうなと期待していた私も悪かったのですが、想像と違いすぎるあまり、彼への印象がだいぶ変わってしまいました。
そして、しょんぼりしながら駅まで歩いていると、彼から「あっごめん! お金貸してくれない?」と言われたのです。その瞬間、私の中で何かがプツンと切れる音が……。「もう無理!」と私は言い、この日を境に彼とお別れをしました。
彼の家が想像とあまりに違ったことや、家での彼の振る舞いなどにがっかりした私。しかも、「お金を貸して」と言ってくるほど、お金のない彼と付き合い続けることは私にはできず、彼と別れる決断をしました。それからは、貯金をしっかりしている堅実的な男性と出会い、幸せな日々を過ごしています。
著者/桃瀬りんご
作画/ちゃこ
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