デリカシーのなさにイライラ
その女性は、近所を散歩しながら庭先に出ている地域の方々と話すのが日課のようです。はじめのうちは、ゴミ捨て場のルールを教えてくれたり、長男が小学校に入学することを知れば育成会の会長に取り次いでくれたりと、とても助かっていました。「少し返答に困ることもあるけど、このくらいの年代の人ってそんなもの」とあまり気にとめていなかった私。
しかしその後、「嫌だな……」と感じた出来事が。それは、同じ地域で建売住宅の販売が始まり、販売価格の看板が出ていたという話の中でのこと。
女性は、建売住宅の販売価格を見て「お宅はいくらで建てたの?」と聞いてきたのです。その場はそれとなく流しましたが、それからというもの、私は、今まで気にしていなかった女性の言動が気になるようになってしまいました。
私の妊娠を知ると、出産予定日から逆算したり、次男が習い事を始めれば、夫の年収を聞いてきたりと、デリカシーのなさにイライラする日々。困った私が育成会の集まりでママさんたちに話を振ると、「あの人の話は聞き流すのが一番」とアドバイスされました。
そのあとも、庭先にいると女性の話に付き合わされる日々が続いています。しかし、聞き流すようにしようと意識してからは、気持ちがラクになった私。最近は「トークスキルを盗んでやろう」という気持ちで話を聞いています。
イラスト/ぽん子
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著者:安藤 はるか
小3、年長の男の子と2歳の女の子のママ。カラーセラピストとしてお悩み相談のサービスを運用中。