今月も生理がひどく、辛い日々を送っています。早退して家で横になっていると会社の先輩から連絡があり、やさしい言葉をかけてくれました。病院に行ったかなど心配してくださり、男性の先輩ですが生理が原因の体調不良だと説明。
先輩はデリケートな話なのにいろいろ聞いてしまって申し訳ないと恐縮していましたが、何も気にせずゆっくり休むよう勧めてくれました。夫にも、私に無理させないよう伝えておくと言ってくださり、とても心強かったです。
先輩は夫の憧れなので、すこしは私への対応が変わるかなとひそかに期待しているのですが……。
夫の理解は得られないようで…
私が生理痛でお休みした日。帰宅した夫の態度はいつもと変わらず……。夕飯の支度ができていないことを知ると、仕事をサボるなと苦言を呈してきました。
しかも生理のことを先輩に話したことが気に食わなかったらしく、文句を言われる始末。生理ごときで仕事サボる女と結婚したと思われるのが嫌だったようです。憧れの先輩に嫌なイメージを持たれたくないと訴える、自分勝手な夫にガッカリしました。
そして翌日出勤すると同じ部署の人からとんでもないことを聞くことになり、さらにショックを受けました。生理ごときで会社を休む女だと、夫が会社で悪口を言っているらしいのです。そんなことを吹聴しているなんて……と悲しくなりました。
昼休憩時、夫に話すと面倒になったのか話を切り上げ、仕事に戻っていきました。「女はいいよな、毎月ズル休みできてさ」 という捨てぜりふを残して……。
憧れの先輩から熱心な指導を受けた結果…
「寝不足でめまいする……仕事早退する」
翌日、仕事中に夫から連絡が入りました。寝不足で早退なんて、それこそ聞いたことがありません。
「寝不足は病気じゃないだろ、サボんな」
「え……」
心配されないことに夫は驚いたようですが、今回はしっかり言わせてもらいました。
ちょうどこのとき、私は先輩と夫のことについて話していました。良い機会なので夫と先輩で話してもらうことに。
生理で休む人なんていないと夫は言いましたが、先輩はそう見えるのはみんなが理由をかくしているからだとズバリ言い当てたのです。生理は現代社会でも口にしづらい話題であり、無理して通勤通学している女性はたくさんいると思います。
夫が生理のことを良く知りもしないで私を批判していたことに、先輩は驚いていました。夫は「自分は男だからわからない」と反論してきましたが、自分ごととして捉えるよう提案。それを聞いて、夫はハッとしたようです。
知ろうとすることが大切
先輩が生理について理解があるのは、奥さんの生理が重くて調べた過去があったからでした。先輩が提案した生理休暇は近々、会社に導入されるそうです。
それを聞いて、女性ばかりずるいと文句を言う夫。先輩は、優遇ではなくフェアになるようにしているだけだと力説してくれました。
最後に先輩は「お前が寄り添ってやらなくて、誰がしてあげるんだ?」 と夫に話し、それを聞いた私は泣いてしまいました。先輩のおかげで夫は少し変わったようで、生理について知る努力をするように。それだけで気持ちがラクになった気がします。
いっときは離婚も考えましたが、今は関係を再構築中。これからも一緒に生きていこうと思います。
◇ ◇ ◇
生理痛など体の諸症状は他の人に言いづらかったりしますよね。偏見をもたずに理解するよう努め、思いやりのある社会にしていきたいですね。
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