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「相談会とは…?」何も相談していないのに終了!就学相談会の報告書に書かれていたのは…!? #発達凸凹な息子 13

「長男3歳、『発達障害では?』と言われて」第13話。星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。

戸惑いながらも療育センターで発達検査を受けると、「発達障害の特性をお持ちです」との結果に。その後、年長さんになったタロくんは、小学校入学を見据えた療育教室に通い始めます。そして、卒園を数カ月後に控えた夏。教育委員会との就学面談が行われ、特別支援学級の見学を提案されました。

通常学級を望むばよさんの心は揺れ動きます。普段のタロくんの様子を知るために保育園に見学に行ったところ、そこにはひとり絵本を読む息子の姿が……。ばよさんは肩を落としますが、保育園の先生の「タロくんが頑張れるのは、お母さんという心のよりどころがあるから」という言葉に、救われたような気持ちになったのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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保育園の先生の言葉を受け、ばよさんはタロくんの発達障害を受け入れるきっかけをつかみ始めていました。

 

そして、教育委員会との就学面談から数カ月後、ばよさん親子は就学相談会の日を迎えます。

 

ついに迎えた就学相談会の日…

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就学相談会から1カ月後に届いた書類に目を通し、ばよさんは、そこに書かれた報告の数々に納得します。そして、肝心の通常学級か、それとも特別支援学級かについての結果は「特別支援学級への就学が望ましい」だったのでした。

 

 

ちなみに、ばよさん親子が参加した就学相談会は「行動観察」に当たるようです。これは就学先を決定するための判断材料として、専門家が文字どおり、子どもの行動を観察する機会ですが、ばよさん親子のように参加者が1つの場所に集まっておこなわれるケースのほか、専門家が保育園や幼稚園を訪れておこなわれるケースもあるようです。

 

就学相談とはそもそも、障害のある子どもや発達に心配のある子どもの就学先を決めるためにおこなわれる、相談の機会のこと。行動観察だけでなく、面談や相談、専門家による診察・診断、就学検討先の見学・体験も就学相談のプロセスの1つです。ただし、就学相談の流れや方法は自治体によって異なり、一概には言えないようです。

 

いずれにしても、就学相談は保護者による申し込みが基本だとか。気になる方は、各自治体に問い合わせてみてください。

 

>>次の話

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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      少人数で見てもらえる方が安心できますよ
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      すごい、一回の集団生活で結構細かく見てくれるんだ...でも特別支援級にした方がいい理由も書いてあって、その方が伸びるって言ってもらえたら凄い後押しになるよね。自分で決めると 本当にこっちでよかったのか… もっと見る
      すごい、一回の集団生活で結構細かく見てくれるんだ...でも特別支援級にした方がいい理由も書いてあって、その方が伸びるって言ってもらえたら凄い後押しになるよね。自分で決めると 本当にこっちでよかったのか。 って絶対なるから.....
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      どこかでこの結果が出ることを予想してたはず。戸惑うかもしれないけど後押ししてもらえたなら進むしかないんじゃないかな。

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター星河ばよ

    2人の男の子のママ。支援級在籍、発達障害グレーの長男・タロと、甘えん坊の次男・ジロとの日常をイラストで描き、Instagramやブログで公開している。学校を休みたがる長男への接し方を模索中。

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