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「まだ動けます!」陣痛中、どうしても自力でトイレに行きたい!→ついに限界を迎えてしまった私は…!?

初めて出産したときの出来事です。出産の数時間前、病院のベッドで陣痛の痛みに耐えていました。かなりの激痛でしたが、それでもトイレに行きたくなったのです。バルーンカテーテルを挿入すれば、ベッドで寝たまま用を足せるのですが、スタッフの方に下半身をさらすのがどうしても恥ずかしかった私は……。

出産まで12時間以上続いた陣痛

初産ということもあり、病院到着後から出産までの時間はかなり長かったです。すでに陣痛の間隔は短いのに、なかなか赤ちゃんがおりてこない! 
 

病室で寝かせてもらったのですが、あまりの痛みでベッドサイドの手すりを握りしめて大きく震えていました。しかしそんな状況でも、トイレには行きたくなるのです。

 

どうしても自力でトイレに行きたい!

トイレに行きたい旨を伝えると、スタッフの方から「ベッドで用を足せる専用の尿管を着けましょうか」と。しかし、それは下半身をさらすということになるので、私は強い抵抗を感じました。今思うと不思議なのですが、どうせ下半身を丸出しにして出産をするというのに、そのときは恥ずかしくてたまらなかったのです。

 

「まだ動けるので歩きます!」と、少し痛みがましになる陣痛の合間、大きなおなかを抱えてなんとかトイレまで歩きました。病室内にあるトイレなのに、とても遠く感じたものです。

 

 

恥ずかしいことではない

水分補給をこまめにしていたため、数時間後、私は再びトイレに行きたくなってしまいました。しかし、長時間の陣痛で疲労困ぱい状態の私には、もう恥じらう気力も残っておらず、あきらめて尿管を着けてもらうことに。
 

スタッフの方は手慣れていて、とても素早く対応してくださり、あっさりラクになった私。何をこだわっていたんだろうと思うほど自然でした。今となっては、恥ずかしいことではないので、最初から着けてもらえばよかったなと思います。

 

 

陣痛の痛みの中では、普段なら当たり前のこともすごく大変なのだと痛感しました。そして、無事に出産するためにも変に恥ずかしがらず、人の手を借りることは大切だなと思いました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 松田玲子

イラスト/森田家


著者:橘つばき

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