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母乳が出にくい上に飲んでくれず捨てる日々「つらい…」すると子どもが3人いる姉がまさかの提案を!?

出産予定日より2週間以上早く息子を出産しました。しかし、なかなか母乳が出ず……。さらにくわえづらいのか、直接母乳をあげられませんでした。産後ひと月弱は搾乳して飲ませていました。貴重な母乳を残されることがつらかったとき、子どもが3人いる姉からまさかの言葉が!?

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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できるだけ母乳育児を希望していたけれど

私は出産予定日より2週間以上早く出産し、小柄で生まれた息子には、極力母乳であげることを考えていました。

 

退院後、「欲しがるときに欲しがる分」を実践していたものの、うまくくわえられず、母乳をあげるたびに泣いてしまう息子。泣かれるくらいならと、搾乳した母乳を哺乳びんであげるようにしていました。

 

1回の飲む量がわからず、残される母乳

最初の2〜3週間、息子が飲める量は、日齢の哺乳量の目安には満たない量でした。60ml飲んだかと思えば、40mlしか飲まないなど、飲みムラが多かったように思います。

 

赤ちゃんあるあるとは言いますが、産後の精神状態では「搾乳した母乳が残されて、捨てるのはもったいない」という思考になっていて、気づくと涙が出ていました。

 

 

育児の先輩である姉に相談すると!?

ある日、3児の母でもある姉に相談すると、「残された母乳は捨てないで飲んじゃえ! 次の母乳の栄養にって思えばいいんだよ」と言ってくれました。その言葉を聞いて、「無駄にならない!」と考えられるように。

 

その日から私は、搾乳した母乳を息子に与えた際に残されても「母乳の味をたしかめてみよう」と、ポジティブな気持ちでいられるようになったので、とても救われました。

 

 

もともと私は、育児用ミルクをあげることに抵抗はありませんでしたが、いつの間にか母乳信仰の思考に陥っていました。しかし、赤ちゃんからすればおなかが満たされるかが大事で、くよくよ悩み過ぎても母乳は出づらくなってしまうと聞きます。

 

お世話していても、私の不安が赤ちゃんにも伝わってしまい、良いことはないのではないかと思いました。今は「夫にもお世話をまかせるなら、育児用ミルクも飲めないとね!」と気楽なスタンスで過ごしています。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:たなかかな/女性・ライター。2023年8月生まれの男の子のママ。公務員の夫とともに初めての育児に奮闘している。個人事業主としてサービス業に従事していたが、出産に伴い在宅ワークに切り替え、ライターとして活動中。

イラスト:ミロチ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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