担任の先生のお話を聞いて後悔したこと
先生の話によると、長男は学校で「僕はビビりで泣き虫なんだ」 と言っていたそうです。それに対して先生は「君は何だって一生懸命頑張っていて、決してそんなことないよ!」 と伝えたそうです。そして続けて、先生から私に「お子さんの自己肯定感が低くなってしまうので、もしお家で本人が同じことを言っても、そんなことないと否定してあげて下さい」 とお願いされたのでした。
私はこの話を聞いて、ハッとしました。
小さいころから臆病で、ちょっとしたことですぐに泣いてしまう長男に対して、私は「 ビビりだなー」 「 泣き虫だね」 という言葉をふざけ半分で放ってしまっていたのです。深く考えずに放っていた私の言葉が、長男の自己肯定感を低くしていたのかもしれないと、私は猛反省し、後悔したのでした。
家に帰ってから長男に先生との会話の内容を伝えて、私が今まで長男に放ってしまっていた言葉について謝りました。そして「あなたは立派でママの自慢の息子だからね。もう絶対にあんなこと言わないね!」 と伝えたのです。すると長男は少し驚いた様子で「ママ悪かったんだー。でも謝ったから許してあげるね!」 と言ってくれたのでした。
先生との面談によって、私が何気なく放った言葉が長男の考え方に悪い影響を与えていたことに気付かされました。改めて、子どもにどんな言葉をかけるかを慎重に考えなくてはいけないと学ぶことができました。
著者:水沢 雫/6歳男の子と3歳女の子の2児の母で、夜勤ありの夫と4人暮らし。アパレル販売員の経験があり、ファッションやショッピングが趣味。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年1月)