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「いるのわかってるよ〜?」毎日押しかける娘の友だち⇒親に言ってもムダで…決行した“最終作戦”とは

娘が小学2年生のとき。15時近くになり、「そろそろ、おやつの時間だな」と思いながら、お菓子作りをしていました。すると、ピンポーンと玄関のインターホンが。モニターを見ると、娘の友だちが立っていました。そして……。

もしかして“放置子”!?対応に困った私は…

娘に「約束してたの?」と聞くと、「してないよ」との返事。玄関を開けると、その子はニコニコしながら「おうちにいるのわかってるよ!おやつの時間だからいるでしょ!」と言うのです。えっ!?と思わず自分の耳を疑いました。

 

どうやら、その子の親は共働きで、いわゆる“鍵っ子”。うちでは手作りのおやつを出していることを、娘がその子に話したようで……それ以来、15時になると頻繁に訪ねてくるようになったのです。

 

 

あまりにも来る頻度が多くなって困っていましたが、「もう来ないで」とは言えず……。学校行事でその子の親に会った際、思い切って話してみたのですが、「娘のことは娘に任せています」と言われて呆然。そして、その後も変わらず通ってくる状況が続きました。

 

いろいろ考えた末、ハッキリ言うのは苦手なので、子どもが学校から帰宅後すぐに義実家へ行くことにしました。いっそのこと“留守にする”のが一番平和かもしれない——と考えたからです。その子はほかに行く場所を見つけたのか、2週間ほど義実家へ行っていたら来なくなりました。

 

◇ ◇ ◇

 

子ども同士の関係に配慮しつつも、家庭のリズムが崩れていると感じたときは線引きをすることが大切です。親同士の話し合いが難しい場合は、地域の相談窓口を利用したり、物理的に距離を置いたりするなど、“逃げ道”を前向きな選択肢として捉え、状況に応じて冷静に対策を考えたいですね。

 

著者:田中ゆか/40代 女性・主婦。2児の母。旅行が好き。

イラスト:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

 

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