会社を休む夫に子どもを任せたら……
その日は朝起きて窓を見ると、雨と風が吹き荒れていました。夫は起床してすぐ公共交通機関の運行状況をチェックし、利用している路線が止まっていることが分かると「今日は休む!」と宣言。会社へ連絡していました。
それに対して私は出勤の支度をしていました。当時は正社員として働いており、その時期は繁忙期の真っ只中。加えて、車通勤であること、ほかの社員よりも会社の近くに住んでいることもあり、遅れてもいいから出勤してくれと指示されていたのです。
子どもに「今日は、お外は危ないからパパと一緒におうちにいること!」と伝え、保育園に欠席の連絡をして家を出ました。出発して30分……。倒木で道は半分塞がれ、道路も水没している場所があり、迂回路は大渋滞。通勤どころではないと諦めて帰宅することにしました。
路肩に車を停めて夫に「やっぱり帰るね」と連絡。そして返ってきた言葉に驚愕!「俺も子どもとドライブに出たんだけどさ、外やばいわ。しばらく帰れない」と言うのです。
その後、家族全員が家に着いたのは連絡してから3時間が経ったころでした。夫は子どものおやつや暇つぶしアイテムなどを持たずに出かけたらしく、子どもは空腹と退屈でグズグズ。夫は相当こたえたらしく、それから無計画な外出をすることはなくなりました。
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お子さんもパパもなにごともなくて良かったと思いますが、荒天時は不要不急の外出を控えたほうが良さそうですね。災害はいつ起こるかわからないので、いざというときのために緊急時にとるべき行動などを家族で話しておくといいかもしれませんね。
著者:織田あき/女性・主婦。1児の母。会社を退職し、ブログ運営&投資にチャレンジ中。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています