夫の様子がおかしいなと思っていたそんなある夜、夜中にインターホンがなりました。恐る恐るカメラを覗き込むと、知らない若い女性と真っ赤な顔をして明らかに酔いつぶれた夫の姿がありました。
夫の不倫現場を目撃!
彼女の名前はA子。「職場のみんなで飲んでいたら潰れちゃったので、送って来ましたぁ!」「もぉ〜だから飲みすぎちゃダメだって言ったのに♡」と夫に話しかけるA子に対し、「えぇー僕ちゃん、帰りたくなぁい!」と夫。
A子は夫を呼び捨てで呼んでおり、私は2人の関係性に疑念を抱きました。
それから数日後、偶然街中で腕を組んで歩いている2人と遭遇!
夫は「あーあ、とうとうバレたか。俺たち付き合ってるんだ。別れるつもりはない。それが嫌なら離婚だ!」と言ってきました。
浮気が確定し、離婚宣言までされてショックと苛立ちで一瞬頭が真っ白になりましたが、すんなり離婚を受け入れるのが嫌だった私は……
不倫されたけれど「全然オッケー!」
「うん、いいよ! 全然オッケー!」と伝え、「そうだよね。一夫多妻制でも全然いいじゃん! A子ちゃん、これからは妻である私のこともよろしく! お友だちになりましょ♪」と言いました。
私の反応が想定外だったのか、唖然とする2人。その場を立ち去った私は、2人に反撃するための秘策を決行することにしました。
不倫相手に妻からプレゼント
そして私は美容グッズを山盛り購入して、おしゃれにも気を遣い、エステやジム、料理教室にも通い始めました。驚く夫には、「あなたにもっと愛されるように頑張るね!」と伝え、家の中は運動機器や高級美容アイテムでいっぱいに。
そして、「はい、これA子さんにプレゼント♪」と、私とお揃いのネックレスを夫からA子に渡してもらうように伝えました。夫は「こんなのも渡せるか!」と、ネックレスが入った袋を投げ捨てて、会社へ行きました。
会社ですべてを暴露して
その日のお昼、私は夫の会社に忘れ物を届けに行きました。もちろん、忘れ物とはネックレスが入った袋のこと。会社まで来た私を見て、嫌な予感がしたのか夫はけげんな表情を見せました。
ネックレスをA子に渡してと伝えましたが拒否されてしまい、仕方なくA子に直接渡すことに。夫が制止するのをスルーして、「あ、A子さーん! 夫が、私と不倫相手のあなたにお揃いのネックレス買ってくれたんだよー!」と大きな声で言いながら笑顔で渡しました。
周囲の人たちは「不倫!?」「やっぱり…!」と白い目で見てきます。
不倫した2人の末路
どうやら2人の不倫は会社のみんなにもバレバレだった様子。会社で二人の関係を暴露するという目的を果たしたあと、私は夫とA子に慰謝料を請求して離婚。離婚前にたくさん購入しておいた運動機器や高級美容アイテムはすべて私のものになりました。
A子は不倫のスリルを楽しんでいただけ。夫に愛情はなかったようで、すぐに破局。職場に居づらくなった2人は退職し、それぞれ慰謝料の返済に追われているとのこと。
不倫したのに何事もなかったように離婚できると思ったら大間違いです。夫にもA子にもしっかり反省してほしいと思っています。夫に振り回される生活から抜け出し、これからは自分自身で道を切り開いていこうと思います。