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「家族の中で最後に寝るのは父親」謎のこだわりを貫く夫。夜の1人時間を楽しみたいと思った私は…

わが家は、私たち夫婦と幼稚園生の息子と娘の4人家族です。休みの日はみんなでよく公園に出かけるなど仲の良い家族ですが、私は夫にある不満を感じるようになって……。

「家族の中で最後に寝るのは父親」謎のこだわりを貫く夫。夜の1人時間を楽しみたいと思った私は…

 

家事や育児でヘトヘト

子どもが幼稚園へ行っている間は、パートをしている私。幸い、自分の好きな仕事に就け、人間関係も良好なので楽しく働くことができています。しかし、仕事を終えて子どもたちを幼稚園に迎えに行き、帰宅してからがとても大変なのです。

 

お風呂や夕食の準備をするのですが、同時に子どもたちの遊び相手もしなければならず、夫が帰宅するまでドタバタ。その後も、夕食の片付けや洗濯、子どもたちの次の日の準備、掃除……と山のようなタスクをこなさなければなりません。平日の夜は仕事よりハードなのでは?と思うほど、いつも慌ただしく過ごしています。

 

私が大事にしている時間

このように家事、育児、仕事にと、何かに追われる日々で大変ですが、子どもたちが寝たあとの自分の時間を楽しみに、私は毎日頑張っていました。夫と2人だけで過ごす時間ももちろん好きですが、誰にも邪魔されない1人の時間をとても大事にしています。

 

しかし、夫は「家族で最後まで起きているのは父親」という謎のこだわりを持っており、どんなに眠くても私が寝る準備をするまで無理して起きているのです。家事を終えてせっかくゆっくりできると思った瞬間に、夫から「もうそろそろ寝よう」と言われることも多く、だんだんと私は不満に感じるようになりました。

 

夫の強いこだわりに…

そこで私は、夫に「私が寝るのを待ってなくていいから、先に寝て」と言ってみることに。しかし、夫はなかなか首を縦に振ってくれず、よくわからないこだわりを貫き通してくるのです。「この様子だと何を言っても無理だな……」と思った私は、夫のこだわりを受け止め、ある行動をとることにしました。

 

それは、夫と一緒に寝室へ行ったあと、こっそりベッドを抜け出すという作戦。夫は眠りにつくのが早く、ベッドに入ったらすぐに爆睡し始めます。いびきまでかき始めたら朝まで起きることはないので、私はリビングへと戻り、ひとりお酒を楽しみながら好きなテレビ番組を観て、思う存分楽しむことができるようになりました。

 

 

この作戦を実行してからは、夫のこだわりにイライラすることがなくなりました。また、ひとりで過ごす時間をしっかり確保できるようになったため、ストレス発散にもなり、家事・育児・仕事に以前より集中して取り組めています。うまく折り合いを見つけることができてよかったです。

 

著者/都 うめこ

 

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