ママ友に褒められたことを晴彦に報告すると、急に不機嫌になり「他のことを考えて作った料理じゃないから作り直して」と言って手料理をゴミ箱へ捨てられたり、リクがヒカリさんに抱きついたり、甘えるだけで激怒する晴彦に少しずつ恐怖を感じるように。
しかし、ヒカリさんは、「怖いと思ってしまう自分が間違っている」と自分の気持ちにフタをしていました。
そんなある日のこと、リクが朝食を食べているときに、ヒカリさんの電話が鳴りました。
義兄に嫉妬する猟奇的な夫
ヒカリさんに「もうすぐ両親の命日だからお昼予約しておく」と、ヒカリさんの兄・ツバサから電話がありました。
ツバサに懐いているリクは、電話でも会った当日でもうれしそうにツバサに話しかけます。
ツバサもリクのことをかわいがっていて、そんな2人の姿を見て晴彦は明らかに不機嫌そうな態度をとっていました。
ヒカリさんは、「晴彦はツバサのことをあまり良く思っていない」と知りながら、自分自身はツバサのことを「明るくて頼れる自慢の兄」だと思っていました。
そんな状況の中、晴彦とツバサが話している途中に、リクがツバサに話しかけてしまいます。晴彦はリクに怒りましたが、その場を収めようとしたヒカリさんがツバサとリクに、「おもちゃを見ておいで」と部屋から出ることを促したのです。
その後、ヒカリさんと2人きりになった晴彦は、ヒカリさんに
「ヒカリは俺とツバサのどっちの味方なんだ」
「妻は夫の味方であるべき」
「ツバサが結婚していないのは何か問題があるからじゃないか」
「ツバサは将来リクに迷惑かけるんじゃないか」
と言い出したのです。
さすがにヒカリさんは反論しようとしましたが、「こう思われるのは全部ヒカリの立ち回りが悪いせい」と晴彦に言われ、謝ることしかできなくなったのでした……。
「私とあの人どっちの味方なの」というセリフは、どこかで聞いたことがある方も少なくないのではないでしょうか。しかし今回の場合は、晴彦のツバサに向けた一方的な敵意からであって、ヒカリさんはどちらかの味方をしなければいけない状況ではないように思えますよね。
ツバサは晴彦とヒカリさんの会話を聞いている様子でした。晴彦の場合、そう簡単にはいかない予感もしますが、ツバサが晴彦の支配的な言動を止めてくれるといいのですね。
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