幼稚園なんて楽勝!
満3歳児クラスに入園した次男。すでに3歳2カ月だったことや子育て支援センターで先生やほかのお友だちと触れ合っていたためか、泣くこともなくすんなりと園生活をスタートさせました。
1歳半で保育園に入った長男のときと比べると、あまりに楽勝で余裕さえ感じていた私。しかし、いざ給食が始まると事態は一変したのです。
一口も食べられなかった次男…
1週間の午前だけの慣らし保育が終了し、給食とお昼寝が始まりました。その日は15時半ごろに迎えに行ったのですが、次男は目を真っ赤にして大泣きしていました。実は次男は大の野菜嫌いで偏食。
給食の鮭の西京焼きや菜っ葉の和え物、きのこの味噌汁が食べられず、お米さえも一口も食べなかったというのです。しかも、この日は運悪く、息子が苦手な豆乳プリンと麩菓子がおやつ。「お給食もおやつも食べられませんでした……」と先生から衝撃の一言。お昼寝もせず泣き続けたそうです。
あの食べ物が転機となって…
その日から「給食=食べられない」というイメージができあがってしまい、「幼稚園行きたくない!」と毎朝泣く次男。無理矢理連れていく日々が続きましたが、給食で次男の大好物であるカレーがでた日、次男は給食を食べることができ「給食=食べられる」ということを理解したようでした。
その後、最初は先生が口まで運んでくれたそうですが、おひたしや和え物など野菜も食べられるようになったのです! 初めて給食を完食したと聞いたとき、私は先生と大喜びしました。
お友だちと一緒なら食べられると安易に考えていた私。大泣きする次男を見て、考えが甘かったと思い知らされました。なんとか給食を完食できるようになってひとまず安心しています。
著者:鬼頭いちか/30代女性・会社員。2017年と2020年生まれの男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)