みなさんこんにちは、八百屋歴10年でライターの青髪のテツです。無理なく節約を続ける方法を「スーパーの店員目線」で紹介しています。
最近の物価高で節約志向の方も増えているのでは。
そこで今回は、「スーパーで無駄なものを買わないようにするための物ルール」についてお話していきます。
「1品でも多く売る」スーパーの仕掛けを解説!
スーパーなどの小売店は購買心理学を元に実験を繰り返しています!
1品でも多く販売するため、売場のいたるところに仕掛けを作っています。
例えをあげていきましょう!
店内BGM
「音楽のテンポによって購買量が高まる!」と言われています。
いつも同じ曲が流れているお店は、購入量が最大になるテンポの曲を流している場合が多いです。
価格の付け方
お店に入ってすぐの売り場で一品を極端に安くすることで、財布の紐を緩める効果が。2個買うと安くなるなど、まとめ買いを誘発しています。
POPの書き方
税抜き価格を目立たせたり、POPで旬の訴求をしたり、簡単な下処理の方法を提案します。料理提案をするときに、近くにその材料を陳列すると効果的。
「CMで話題の」と商品を手に取ってもらう工夫が随所にされています。
このように、実に細部まで考えられているんです。
ワクワクしながら、ついついいらないものまでカートにイン!してしまいませんか?何も考えずにお買い物に行くとそういった仕掛けに引っかかって、無駄なものを買ってしまうことになりかねません。
スーパーの仕掛けに引っかかっても、最終的に全て捨てることなく使い切れる方はまだ良いのですが、生鮮食品や賞味期限の短いものは捨ててしまうことも多いと思います。
また、嗜好品はなるべく買わないようにすることも、節約の観点では重要です。
たった1つの解決法は!?
盲点かもしれませんが、おすすめの解決法……それは、スーパーに買い物に行くときはなるべく一人で買い物にいく、ということ。
家族揃ってのお買い物は、楽しさもあるのですが、節約の観点からはおすすめできないんです。
スーパー店員が暴露「節約できない理由」
家族で揃ってお買い物に行くと、家族それぞれが欲しいものをカゴに入れてしまいます!
そしてそういうものほど、単価の高い嗜好品だったりします。
我が家の場合も、私は晩酌用のビール、妻はアイス、子供からは玩具菓子をねだられるといった感じで好き放題入れてしまいます。
それにはスーパーの仕掛けがあるんです。
年齢層に合わせて「ムダ買いしやすい配置」になっている
実はこれらの商品はそれぞれのターゲットに
・売りやすい位置
・売りやすい場所
に配置されているんです。例をあげていきます。
おもちゃ付きお菓子
単価の高い玩具菓子は、低年齢の子どもに一番目につく【低い位置】に陳列されています。
テレビCMで話題の商品
流行の商品は【大人の目線に合う高さ】に!販売スペースを広くとってより目立つ陳列をします。
セット買いできる商品
ビールだと1缶だけではなく6缶、24缶と大容量商品も充実させて買い回る中で目につく位置で販売されています。
つまり必ずそれらのターゲットに目につくので、自然と手が伸びてしまうように売場が作られているんです。そうなると嗜好品に余計な出費がかさんでしまうというわけです。
こういった衝動買いを防ぐためにも、節約志向の方はなるべく一人で買い物にいくようにしましょう。
「節約をする」or「家族揃って楽しく買い物をする」を選ぶ
今回は「節約するなら一人で買い物をした方がいい」という話を紹介しました。
あくまで節約するならという話なので家族での買い物を否定するわけではありません。
また、節約したいけど家族とお買い物を楽しみたいという方は家族と話し合って理解してもらってから一緒に行くのもいいかもしれませんね。
「いつも家族で買い物にいって余計なものをたくさん買っているかも…」と思った方は、ぜひ1度お一人様で買い物に行ってみてくださいね。