娘の態度が一変! 一体どうしたの!?
娘が2歳のころ、義実家へ行ったときのお話です。同い年で女の子のいとこAちゃんも遊びに来ていました。娘とAちゃんは初対面でしたが、すぐ仲良しに。Aちゃんはお母さんの体調が悪く、よく義実家に預けられていて、かわいがってくれる大人には人懐っこい子です。
この日もAちゃんのご両親は不在。娘が私と夫のことを「お母さん、お父さん」と呼ぶためか、Aちゃんも真似して私たちを「お母さん、お父さん」と呼んで懐いてくれました。
そして夜になり、娘とAちゃんが2人で一緒に寝たいと言ったので、一緒に寝かしつけることに。しかし、私、娘、Aちゃん、夫の順に横になり布団に入った数分後のことです。
「お母さんとお父さんは私の!」と娘が泣き出し、Aちゃんを押しのけてしまいました。Aちゃんもビックリして泣いてしまいます。
昼間仲良くしていたときとは一変した娘の態度に驚きつつも、私が娘に「お母さんとお父さんの隣が良いんだね。じゃあ順番を変えてみようか。でもね、人を押すのはけがしてしまうかもしれないからやめようね」と伝えます。
すると娘はAちゃんに「ごめんね……」と素直に謝ってくれました。そして布団を、Aちゃん、私、娘、夫の順番へと変えることに。すると、娘は落ち着いて眠ってくれました。
娘はAちゃんが私たちに懐く姿を見て、Aちゃんにお母さんとお父さんを取られた気持ちになり不安に思っていたのかもしれません。私と夫は、娘の気持ちに気づいてあげられなかったことを反省しました。娘が不安にならないように、こまめに声をかけてあげようと感じた出来事です。
著者:富安千秋/女性・主婦。3歳の女の子と夫との3人暮らし。平日はワンオペ育児なのも相まって、食べむらが激しい娘との食事はいつもヘトヘト。
イラスト:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています