「人生でいちばん大きな買い物は何?」と聞かれたとき、多くの人たちが「住宅」と答えるのではないでしょうか。では「2番目は?」と聞かれたときに何と答えますか?今回は、お金のプロであるライフプランナーに聞いた「人生で2番目に大きな買い物」についてお伝えします。
人生で2番目に大きな買い物は?
縁あって、お金のプロであるライフプランナーからお話を聞く機会がありました。最初に質問されたのは「人生でいちばん大きな買い物は何?」ということです。すぐ思い浮かんだのは「住宅」でした。
「次に大きな買い物は?」と聞かれたとき、私はすぐに答えられませんでした。家庭にもよりますが、住宅の次に大きな買い物は「生命保険」だったのです。何気なく毎月支払っている金額ですが、何十年と払っていくことを考えると膨大な金額になりますよね。
保障内容、把握している?
10代のころに加入した、親から引き継いで支払っている夫の生命保険。お恥ずかしながら、保障内容さえ把握していませんでした。見直すことで保険料が安くなるなら……。それくらいに思い、ライフプランナーに相談してみました。
そのときに気付いたことが、保険料をむやみに下げ、保障内容が不十分では意味がないということです。自分が本当に必要だと思う保障内容から見直す必要があると感じました。
保険料だけでなく保障内容を見直すことから
加入している生命保険の特徴は、入院や手術などの保障に加え、死亡保障が大きいことです。しかし、60歳以降の死亡保障は激減します。また、ガンなどの通院保障もありませんでした。
保障内容を見たライフプランナーは「細い木に大きな実をならせている状態」だと言っていました。生命保険の価値観は人それぞれではありますが、保障内容と保険料に満足いく生命保険会社に加入しなおすことも時には必要だと感じたのです。
最初は保険料が安くなればと思い、見直した生命保険。結果的には保障内容を重視しました。結果的には、今までと同じくらいの保険料で、保障内容が充実した生命保険会社に切り替えることができました。本来の見直す目的を知ったいい経験になりましたよ。みなさんもこれを機に「人生で2番目に大きな買い物」を見直してみませんか?(TEXT:ママライター田中由惟)