赤ちゃんの誕生を心待ちにし、名前を考えているのは両親だけではありません。時には、祖父母や親戚が赤ちゃんの名づけに参加することがあるようでーー。
名づけ親になったのは?
赤ちゃんの名前を考えるとき、祖父母や親戚が希望や意見を伝えてくれるケースがあります。自分の名前から1文字とってほしい、代々受け継がれる止め字を使ってほしいなどの要望から、いくつもの候補を挙げてくれることもあるでしょう。
今回赤ちゃんの名付け親になったのは、祖父でした。祖父は野球が大好き。「孫には絶対野球をさせる」と生まれる前から楽しみにしていたようです。
「満塁」と書いてなんと読む?
祖父は生まれてくる赤ちゃんは男の子だと考えていて、男の子の名前をたくさん考えていたそう。しかし生まれてくる赤ちゃんが女の子だとわかり、これまで考えていた名前がつけられなくなってしまいました。
そんな中、祖父が発表した名前は「満塁」と書いて「みちる」。満塁とは、野球において本塁以外のすべての塁に走者がいる状態のことを指します。野球に馴染みがない人でも「満塁ホームラン」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
パパとママは「さすがに女の子に“満塁”とつけるのは抵抗がある」と苦笑い。話し合った結果、平仮名で「みちる」と名づけることになったのでした。
パパとママは苦笑いでしたが、祖父にとっては一生懸命考えた名前だったのでしょう。平仮名でつけられたみちるちゃんの名前には、祖父の愛あるエピソードが隠れているのですね。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画した「2023年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」
対象:2023年1月1日〜10月16日の期間中に生まれた赤ちゃん
募集期間:2023年9月25日〜2023年10月16日