普段はまるで子どものような夫
うちの夫には「小学生男子か?」と思うようなところがあります。たとえば、夏休みに夫の実家に帰省したときには、カブトムシやクワガタを真剣に探していましたし、娘たちと公園に行ったら誰よりも走り回って遊んでいます。よくわからない冗談を言い、ひとりでも楽しそうにしているときも多々あります。
私たち夫婦の間には3姉妹がいるのですが、3姉妹に加えて大きい息子をもう1人育てているように感じることも。しかし、そんな夫がものすごく頼りになるときがあるのです。
夫がとても頼りになる瞬間
それは娘たちが体調を崩したときや、私が寝込んだときです。看護師をしている夫は病人の看病に慣れていて、的確な指示を出してくれるのです。
普段からあまり風邪を引くことのない私は風邪を引いたときの対処に慣れておらず、娘たちが熱を出したときに動揺してしまいます。今でこそ娘の発熱にも慣れてきたものの、長女が小さいころや初めて熱を出したときは、オロオロして何をしたらよいかわかりませんでした。
薬を飲ませるにもどうやって飲ませたらよいかわからず、座薬なんてやったこともないし、着替えも思うようにできずイライラしてしまう……といった感じです。
そんなとき、夫は娘を病院に連れて行ってくれたり薬を飲ませてくれたり、汗をかいたら着替えさせたり、高熱のときには座薬を入れてくれたりして、とても頼りになります。座薬はいまだに私ではなく夫が担当です。
体調が悪いときは夫が頼り
加えて、私が体調を崩して寝込んだときも薬を用意してくれ、娘たちのごはんやお風呂、洗濯などの家事育児をすべてこなしてくれます。
普段の夫とギャップがありすぎて本当に同じ人なのだろうかと驚くときもありますが、夫の存在にはいつも助けられています。
普段はおちゃらけていることが多い夫。つい冷たく当たってしまうときもありますが、仕事のときはこうやって一所懸命に患者さんの看護をしているんだなと思うと、家に帰ってきたときは労ってあげないといけないなと思います。娘の発熱時にスムーズに対応してくれるのは、本当にありがたいです。今後も夫のことを頼りにしながら、持ちつ持たれつで良好な夫婦関係を築いていきたいです。
著者/Sugar111佐藤 幸代
作画/ちゃこ
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