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妻が倒れても無関心な夫「だらしないやつだな」→限界を迎えた妻が、夫に反撃をした結果…!

初めての妊娠で、ひどいつわりを経験をした私。仕事を早退、欠勤することもあったのですが、夫は妊婦は病人じゃないと言ってきて……。

夫は、自分のことしか考えない、わがままな人でした。私にもおなかの子にも関心がないようで、妊娠に関わることにも本当に無知。つわりすらよくわかっていない状況でした。

 

とにかく私が仕事を休むことに対して批判的で、いくら具合が悪くても仕事や家事をやらせようとします。さらには体がうまく動かないのに、車を運転して義実家に荷物を取りに行けとまで言われました……。

もう限界!!

私は夫の横柄な態度にどんどん抑圧され、心身ともに疲弊していくように。

無理がたたったようで、ある日私は会社で倒れ、緊急搬送される事態になりました。幸いその日のうちに帰宅することができましたが、ひとりで帰るのは不安……。「夫に迎えに来てほしい」と連絡したのですが、「自分で勝手に帰ってこい」と言われておしまいでした。そして私や赤ちゃんを心配する様子もありませんでした。

 

医師からはしばらく安静にするよう言われましたが、夫は許してくれず、病院に担ぎ込まれた翌日も、普通に出勤せざるを得ませんでした。そんな私を見て、会社の人はみんなびっくりしていました。

 

家事は女の仕事と勝手に決め込み、皿洗いひとつしてくれない夫。収入が低いなら家事もやるのが当たり前だろうと横暴な態度で出てきたので、すこし言い返すと、大黒柱に向かってはむかうな、追い出すぞと逆に脅されてしまいました。

生まれた勇気

数日後、私の姿は自宅にありませんでした。帰宅後朝のままになっている部屋を見て、怒った様子の夫から連絡が。そこで私は休職したこと、もう家事もしないことを告げました。それを聞いた夫は、お決まりのセリフを……。


「妊娠は病気じゃないんだぞ?」
「つわりごときで休むな!」
「言いたい事はそれだけ?」
「は?」

私は、自分と子どもを守るため、家を出ました。もう何を言われても平気でした。私には応援してくれる人たちがいますから。

 

体調不良の私を無理やり出勤させる異常な夫に、会社の人はドン引き。「夫とは絶対別れたほうがいい」と言ってくれました。私の職場にはみんなで助け合う気風があり、仲間に対し、親身になって思いやる人たちばかり。話を聞いてもらううちに私の気持ちには変化が表れ、勇気が生まれました。

 

子どもが生まれた後も、きっと夫は変わらない。そう確信した私は、義実家に助けを求めることに。義父は夫を絶対家に入れないと息巻き、義母は絶縁を考えたようです。そして、私は義実家でお世話になりながら出産することになりました。私が義実家に避難していることを知った夫は、無理やり連れ戻そうとしましたが、義父母も義きょうだいもみんな私の味方と知り、諦めた様子。私の中では、このまま離婚するつもりでいました……。

クズ夫に制裁を…

家を出て半年が過ぎたころ、夫は「いつになったら戻ってくるのか」と連絡してきました。そろそろ子どもも生まれるのではないかと尋ねてきたので、笑ってしまいました。出産予定日も把握していなかったなんて、私たちに興味がないにもほどがあります。とっくに生まれていることを告げると、夫は激怒。自分には知る権利があると、いまさら父親ヅラをしてきました。

 

実は、出産したことを夫に伝えるべきかどうかを義家族と事前に話し合っていたのですが、「夫に知らせる必要はない」という結果になったため黙っていたのです。夫がそばにいることのメリットを考えたのですが、皆無。私を心身ともに追い詰めるデメリットを超えるメリットなんて、ありませんでした。

 

私は、夫から連絡があったことを義両親に話すと、義父が間に入ってくれました。夫に離婚と養育費の定期的支払いを約束させ、夫と私を引き離してくれたのです。その後、実の家族に見放された元夫は、後々遺産だけは受け取れるようですが、今は家族の誰とも連絡を取り合えず、ひとり寂しく生きているようです。

 

そして、私は義父の探してくれた部屋で、子どもと2人、新生活を開始。義父母は、孫にメロメロのすべての面で本当に良くしてくれますし、義きょうだいもとても親切で本当にありがたいです。感謝しきれませんが、孫に会わせ続けることが1つの恩返しになればいいなと思っています。

 

 

 

 

 

妊娠は病気じゃないと息巻いた夫でしたが、妊娠や出産は一つの生命を誕生させるとても大変で過酷なことではないでしょうか。それを知らずに妻への配慮も思いやりもない夫とは一緒にいる意味を感じることができませんよね。ただそんな中、義家族や会社の人たちが妻の味方となってくれて本当によかったです。これからは生まれきたお子さんと一緒に思いやりが溢れる環境で、幸せな人生を送ってほしいですね。

 

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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