初めて家に招いたママ友の仰天行動!
3人目の育休中に、家の近所に同い年の子どもがいるママと知り合いました。一緒に子どもと公園に行くなど付き合いを重ねていき、ある日、わが家へママ友が初めて遊びに来ることになったのです。
ママ友とは子育ての話などをして楽しい時間を過ごし、夕方になったので、私はママ友に断り干していた洗濯物を取り込みました。
するとママ友が、なんとわが家の洗濯ものをたたみ始めたのです。
私はあまりの驚きと衝撃でなんと声をかけようかとても迷いました。夫や私の下着もあるので、「ありがとう。下着もあるし恥ずかしいから置いといてね」と声をかけると、「子どもたくさんで大変だと思うから手伝うよ」と言って洗濯物をたたみ続けるママ友……。
私は下着など家族の見られたくないものは率先して片付けるように一緒に畳み、ママ友は洗濯物を畳み終わると帰っていきました。そのとき私は「洗濯物を触られて嫌だな」と思っていましたが、ママ友は子どもがたくさんいる私を少しでもラクにという善意でしてくれたと思います。
今でもそのママ友とは、公園などの家の外で遊んで仲良くしており、子どものことで助けてくれる心強い存在です。心地良いと感じる距離感は人それぞれ違うので、「ママ友との距離感は難しいな。私も気を付けないといけない」と考えさせられました。
今思うと、善意でしてくれても嫌なことは素直に伝えて、はっきりと「洗濯物はたたまなくてもいいよ」と言うべきだったと思います。子育て中にできるママ友は、うまくいけば力になってくれる心強い存在ですが、近すぎても遠すぎても難しい関係性だと感じています。やはり、程よい距離感がとても大事だなと改めて思った出来事でした。
著者:さとう あおい
2014年長女、2016年長男、2018年次女、2020年三女、2023年次男、5人の子育て奮闘中の看護師ママ。育児休業中にライターとして活動を始め、育児の経験を生かし体験談を執筆している。