パン×キムチ!超・新感覚のサンドイッチ
日本テレビ「沸騰ワード10(2020年9月11日放送)」で紹介されていた「ツナキムチパン」。
2024年3月8日放送の“志麻さん流アレンジパンベスト10”では第4位に選ばれていました。
タサン志麻さんが生み出す料理といえば、みかん×イカ、鰹×キウイなど、斬新な食材の組み合わせが魅力ですよね。
パンにキムチを挟んでいる様子を見た番組スタッフは、「志麻さんヤケクソになってない?」と不安そうな様子。
本当に合うのか気になるところですが、早速作りましょう。
料理人・タサン志麻さんの「ツナキムチパン」の作り方
材料(2人前)
・白菜キムチ…70g
・ツナ缶(油漬け)…1缶
・ロールパン…2個
・フリルレタス…2枚
・えごまの葉…1枚
・大葉…1枚
・ごま油…小さじ1/2
えごまの葉は、サムギョプサルを食べるときにサンチュと一緒に出てくる韓国の定番食材です。
見た目は大葉と似ていますが、風味はまったくの別物。
ミントのような爽やかな香りとほんのりとしたえぐみがあるので、好き嫌いが分かれる味です。
クセのある薬味が苦手な方は省いた方が良いかもしれません。
作り方①ロールパンを焼く
ロールパンは横に切れ込みを入れて開き、内側にごま油を塗ります。
開いたままトースターに入れ、こんがりするまで焼きましょう。
作り方②キムチを刻む
キムチは水気を切って細かく刻みます。
シャキシャキとした歯応えを楽しみたい方は少し大きめに切るのがおすすめ。
また、水気が残っているとパンがふにゃふにゃになってしまうので、しっかり絞ってくださいね。
作り方③ロールパンに具材を挟む
ロールパンにフリルレタスとキムチ、ツナをのせます。
ツナも少し油を切っておくと、パンのふわふわ感をキープできますよ。
仕上げに大葉とえごまの葉をちぎってのせたら完成です。
甘辛シャキシャキ!禁断の組み合わせ
ビビりながら食べてみると、相性の良さにびっくり!
パンのほんのりとした甘みとキムチの辛み、ツナの旨みが抜群に合うんです。
あとから大葉とえごまの葉の香りがやってきて、口の中が爽やかに。
クセのある味が大好物な私としては、えごまの葉の独特の風味がたまりません。
これがあることで韓国感が急激に増します!
ロールパンはごま油を塗って焼いたことで香ばしさが増し、サクサクふわふわの食感に。
小麦の香りとごまの風味が広がります。
キムチとレタスのシャキシャキした歯応えも最高。
さすがはタサン志麻さん、こんなに味も食感も香りもバラバラの食材を、見事にまとめあげています。
番組では、試食した冨永愛さんと朝日奈央さんが「なんでコレを知らなかったんだ……」「むしろキムチ無いとだめかも」と大絶賛。
私も初体験の味の虜になり、6個入りのロールパンすべてを「ツナキムチパン」に使ってしまいました。
卵やハムを挟んだサンドイッチよりガッツリ感が強いのに、マヨネーズを使わないから後味はサッパリ。
今回はレシピ通りロールパンを使いましたが、食パンに変えてもおいしく作れそう。
お好みでスライスチーズやきゅうりを入れてアレンジするのもおすすめです。
キムチの新たな可能性を感じる逸品
キムチはご飯やラーメンには合うと思っていましたが、パンともこんなに相性がいいのか……!
キムチの新たな可能性が広がりました。5分もあれば作れるので、忙しいときにぴったり。
にんにく臭を気にしなくていい在宅勤務の日や休日の朝食に、ぜひ作ってみてください。