いつもの喧嘩と様子が違う!
ある日、子ども部屋から次男の泣き声がしたので様子を見に行ってみると、長男が次男に馬乗りになっていました……! 私は慌てて「長男くん、次男くんが重たいって。どいてあげよ?」と声をかけましたが、動く気配はなし。すると、次男が「どいてー!」と暴れた拍子に、長男が落ちて倒れてしまい、さらに激怒した長男は「なにするんだよ!」と次男の頭を思いっきり叩いてしまいました。「 叩くのはよくないよ!」と思わず私も怒鳴ってしまい、ふてくされた長男は黙って子ども部屋を出てリビングへ。
ひとまず次男に喧嘩の理由を聞いてみると「お兄ちゃんのおもちゃを壊しちゃった……」と、おもちゃを私に見せてくれました。原因がわかった私は、2人の気持ちが落ち着くのをしばらく待つことに。そしてこの件をどう解決するか頭を悩ませること数十分。次男が例のおもちゃを持って子ども部屋から出てきました。よく見てみると、壊れた部分にテープが貼られていて、自分で直そう頑張った様子。
そして、長男に見せながら「ごめんなさい。直そうとしたけどちゃんとできなかった」と涙を浮かべて謝りました。するとなんと、テープが貼られたおもちゃを見た長男は笑いながら、「うまいじゃん!」とひと言! 「ぼくもごめん!」と長男も謝り、2人で壊れたおもちゃで遊び始めました。
これまで、兄弟喧嘩に親としてどう介入しようかと悩んでいた私。これからは兄弟同士で解決できるように、なるべく様子を見守りたいです。とは言え、けがの恐れがある行動に出た場合はしっかり「いけない」と伝えようと思います。
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作画/yoichigo
著者:桑垣まい
年子の兄弟を育てる20代ママ。子育てに奮闘しながら趣味のヨガを楽しんでいる。