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まるでジェットコースター!体調の激しい浮き沈みに翻弄される私を救ってくれたのは【体験談】

乳児の子育てに明け暮れた30代を経て、子どもがやっと幼稚園に入園。ひとりの時間を何年も前から待ち遠しく感じていたのに、40代に突入した途端に体の変調に振り回され、ひとりを楽しむ余裕がなくなりました。最初はそのことを夫に隠しながら過ごしていたのですが、夫に素直に話したことで気持ちが穏やかになり以前より生活しやすくなったので、それについてお話しします。

 

朝起きた瞬間に決まる体調

私の場合、調子の良い日と調子の悪い日が朝起きた瞬間に決まります。調子の良い日はさくさくと自分のしたいことに取り組めるのですが、調子の悪い日はずっと横になっていたい気分。予定があるときはどうにかこうにか自分を鼓舞してタスクをこなすのですが、そういう日は家事も必要最低限のことしかできません。

 

前日の疲れが抜けなかったり、生理前だったり、理由がわかるときはまだ納得しながら過ごすことができます。しかし理由がわからないときは、もやもやしながらただただするべきことをなんとかこなす状態に。それが負の気持ちを助長し、「私って必要な存在なのかな」「なんでここにいるのだろう」と自己否定を繰り返してしまいます。子どもに八つ当たりしてしまうことも多くなっていきました。

 

食生活を見直してみたものの…

食生活を改善したら体調がすこぶる良くなったという話をママ友から聞いたので、まねできるところは私も取り入れてみようと思いました。具体的には、添加物がたくさん入っている調味料は避ける、市販のドレッシングを使わない、めんつゆは自分で作る。また、老化や肥満につながるGI値(食品が含有する糖質が体に吸収される度合いを示す値)が高いパスタや白米、パンなども控えるようにしました。

 

しかし、頑張ってはみたものの、しなければならないことがかえって増えて自分の首を絞めることに……。子どもはそんな私を見て、「ママの作ってくれる料理なら何でもおいしいよ」と気をつかってくれましたが、私はどんどん追いつめられていき、おまけに特に体調が改善することもなかったため、食生活を変えることはやめてしまいました。

 

 

体調について夫に打ち明けたところ…

朝早く出社し夜遅くに帰宅する夫は、ジェットコースターのようにアップダウンする私の体調に気付くことなく過ごしていました。私自身も迷惑を掛けたくないので、土日は体調が悪い日も無理して体調が良いように装って過ごしていました。

 

しかしある日、生理前のおなかの痛みがひどくて夕飯が作れない状態に。子どもには、冷凍庫にあるレンチンで済ましてもらい、夫には素直に体調が良くないので夕飯を作れなかったと話しました。夫は子どもからなんとなく私が体調に浮き沈みがあることを聞いていたようで、「無理しなくて良いよ」と。その日から、土日はごはんを作ってくれたり、洗濯をしてくれたり、進んで家事をしてくれるようになったのです。

 

まとめ

病院で診てもらっても健康診断でもハッキリした原因がわからない体の変化に振り回されていた40代前半の私。60代の友人に相談すると、「私もそういうときがあった。更年期ではないか」と言われ、ついに私も更年期が始まったのかと妙にふに落ちた部分がありました。今は、自分の体調に背伸びすることなく、その日の体調に合わせてできることをこなす日々です。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

 

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著者:徳 衿唯

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