生理前になると肌が…
生理が近くなると、肌が敏感になる私。普段使用している化粧水が肌にしみてしまい、ピリピリとした痛みを感じ、ひどいときにはおでこや頬が赤く腫れてしまうこともありました。
しかし、生理前の肌荒れの中で特に気になるのは、鼻の下やアゴにできる大きなニキビです。突然できたかと思うと、膿を持って日を追うごとにどんどん大きくなるため、治るまで憂うつな気持ちで過ごさなければなりません……。
メイクで隠すこともありましたが、コンシーラーなどでしっかりとカバーすると余計に悪化してしまうことも多く、ニキビができると気持ちは塞ぎがちになっていきました。
自身の肌に合う成分を知る
そんなときに出合ったのが、プラセンタやコラーゲンなどの、いわゆる美容サプリと言われる成分です。私の場合、生理が始まる数日前から服用すると、以前よりも肌荒れが落ち着いたように感じられました。
サプリメントやドリンクなど服用方法はさまざまありますが、私が取り入れていたのはパウダー。温かいお茶やヨーグルトに混ぜると、体が温まって便通も良くなり、私には合っていると感じました。
ただ、美容サプリの中には合わない成分もあり、豆乳などに含まれるイソフラボンは、私の場合は胸の張りを増長させるだけだったかなと感じています。けれど、友人の中には、イソフラボンが肌荒れに効果的だと実感しているケースもあり、一概に「この成分はダメ」「この成分は良い」とは言えないと思いました。
そして、美容成分に加えて、ビタミンを意識して摂取することも心がけました。あまり野菜が得意ではなかったため、食べやすいと感じたトマトやブロッコリーなどを多くとるようにし、余計な油を摂取するとニキビが増える気がしたため、生野菜には何もつけないかノンオイルドレッシングを使用。その結果、生理日前後のニキビができにくくなった気がします。
美容成分とビタミンの摂取を意識しながら生活すると、肌荒れが落ち着いたため、心の安定も図れるようになりました。ニキビができる頻度も減り、メイクで隠したりマスクを付けたりする必要がなくなったことも大きなポイントでした。今後は、野菜も含めてバランスの良い食事を心がけながら、生理中の肌荒れと向き合っていこうと思っています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/石井 せつ子
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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