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25週目で生まれた娘にあげる母乳がほとんど出ず不安の日々⇒相談した助産師さんの言葉に涙腺崩壊…! #501gのちいさな命 8

「501gのちいさな命」第8話。36歳で初めて子どもを授かった長谷川みはるさんは、妊娠6カ月目の妊婦健診で上の血圧が180を超えたことから、NICU(新生児集中治療管理室)のある大学病院へ緊急搬送。その後、緊急帝王切開で501gの赤ちゃん・すずを出産しました。

保育器の中で懸命に生きる娘のために、みはるさん自身の体調も万全とはいえないながらも、母乳がよく出るようマッサージをしたり、片道約1時間かけて面会に行ったりする日々。娘のことも心配でしたが、みはるさんは母乳量が思うように増えないことが不安になります。母親として今できる数少ないことを奪われた気がしていたみはるさんでしたが、感じている不安をNICUの師長さんに親身に聞いてもらえたことで、少し心が軽くなります。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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退院後初の診察で、血圧が安定していると医師から告げられてホッとしたみはるさんでしたが……?

 

母乳が出なくなったらどうしよう…

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血圧は安定してきたものの、母乳量は少し増えただけで依然として不安が残るみはるさん。
少し前に、保健センターに母乳相談があることを友人に教えてもらっていたので、電話してみることにしました。

 

しかし、みはるさんの住む地域の保健センターには助産師さんがいなかったので、助産師会の無料電話相談を紹介してもらいました。
電話相談では、助産師さんのやさしい声と寄り添いながら励ましてくれる言葉に、みはるさんは今まで堪えてきた気持ちがやっとラクになった気がしたのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

つらい気持ちを親身になって聞いてもらえると、それだけで心がラクになる気がしますよね。
母乳量に限らず、妊娠・出産・育児について悩んでいる方は、保健センターや日本助産師会がおこなっている相談窓口の利用を考えてみてください。
不安をひとりで抱え込んでいる方が少しでも救われるよう、窓口は開かれています。

こんなこと誰かに話していいかな? 誰に相談すればいいのかな?と悩み過ぎず、その扉をたたいてみてくださいね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

>>次の話

 

 

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      超低出生体重児や極低出生体重児でNICUやGCUに子がいて自分だけ退院になると、不安だし寂しいし、産んだはずなのに手元に子が居ないから言い表せない気持ちになりますよね。搾乳して届けていてもだんだん出が悪くなってきたり、乳腺炎になったり。乳腺炎になって検索しても「赤ちゃんに吸ってもらいましょう」「1番いいのは赤ちゃんに吸ってもらうことです」。出が悪くなって調べても「頻回授乳で赤ちゃんに~…」。家に赤ちゃんがいる前提の話しか出てこなくて。産んだのに。産んだのに居ないじゃん。生きてるのに居ないじゃん。あれ?産んだよね?みたいなよくわかんない気持ちになって。子が入院してるからゆっくり体を休められるけど罪悪感みたいな気持ちがあったし、入院してて出来なかった準備も身軽に出来るし、会いに行けば居るし、管だらけだけど元気に動いてて、少しずつ成長してくれているのに、どこか他人事みたいな変な感覚。NICUに子が入院してた先輩方から、子が入院中にいろいろ出来るよ!とかいろんなポジティブな励ましをいただいたり、アドバイスいただいたり、大丈夫大丈夫!どうにかなる!みたいな言葉をいただいたりしたけど、そうじゃなくてただただ寄り添って欲しいだけなのに…と思ってみたり。そんなことしてる間に少しずつ1個ずつ出来ることが増えて、1個ずつ管や装置が外れてお顔が見えるようになってきて、嬉しいはずなのに自分だけ置いてきぼりな気分になってみたり、気持ちが追いつかなくて倒れてみたり。すんごい情緒不安定で、私が出産を実感できたのは双子が産まれて1ヶ月後に初めて抱っこできた日です。温かくて、動いてて、腕の中で泣いてて、力強くて、小さくて軽いけど双子はずっしり重かったです。あの日の事は一生忘れない。思い出すだけで涙が出てくる。2500g超えるまでは長いけど、2500g超えたらあっという間です。ぐんぐん大きくなって日々に成長に驚くばかりです。GCUにお引越し出来て、眼科と呼吸で良きが出たら退院出来そう!

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターいもやまようみん

    姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。

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