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501gで生まれた娘が吐き戻しを繰り返し呼吸器が外せず⇒不安で胸を痛めていると看護師さんが… #501gのちいさな命 9

「501gのちいさな命」第9話。36歳で初めて子どもを授かった長谷川みはるさんは、妊娠6カ月目の妊婦健診で上の血圧が180を超えたことから、NICU(新生児集中治療管理室)のある大学病院へ緊急搬送。その後、緊急帝王切開で501gの赤ちゃん・すずを出産しました。

保育器の中で懸命に生きる娘のことも心配でしたが、みはるさんは母乳量が思うように増えないことが不安になります。母親として今できる数少ないことを奪われた気がしていたみはるさんでしたが、感じている不安をNICUの師長さんや助産師会の電話相談へ打ち明けることで、やっとつらい気持ちがラクになったのでした。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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1カ月健診では710gまで成長した娘。
記念に手形と足型を残せたり、人工呼吸器が取れたりと、うれしいことが続きます。

 

一進一退でも成長しているのね!

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※カンガルーケア…「カンガルー・マザー・ケア」。早産児が母親に直接肌と肌を触れ合わせて抱っこしてもらうケアのこと。

 

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※乳カス…母乳の分泌が増えると乳垢(にゅうこう)とよばれる乳汁のカスが乳頭につくことがある。

 

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娘が生まれて1カ月後、呼吸器から鼻マスクに変更になりましたが、吐き戻しが増えたことや血液検査で炎症が判明したことにより、数日後に娘は再び人工呼吸器をつけることに。
それでも娘の体調が戻ればカンガルーケアをしてみましょうと看護師さんから前向きな提案をされ、みはるさんは自分の母乳量アップへ向けた取り組みを、助産師さんと頑張ります。


数日後、娘の体調が落ち着き人工呼吸器から鼻マスクへ変わったことで、10分という短い時間ではありましたが、みはるさんはようやく初めてのカンガルーケアを体験したのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

カンガルーケアは、赤ちゃんにとってはもちろんのこと、母親にとっても貴重な体験ですね。


初めて感じる赤ちゃんの温もり。みはるさんの感動やうれしさは言い表せないほどだったことでしょう。
助産師会の電話相談をきっかけに、頼もしい助産師さんと母乳量アップに向けて動き出せたのもうれしい出来事の1つですね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

>>次の話

 

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターいもやまようみん

    姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。

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