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育児は大変だけど楽しい! 東尾理子さんインタビュー(vol.2)

前回、妻としての質問に答えてくれた東尾理子さん。今回は育児についてお伺いしました! しつけは? イヤイヤ期の回避方法は? 育児に疲れたときはどうしているの? 理子さん流の子育て術を教えてもらいました!

 

前回、妻としての質問に答えてくれた東尾理子さん。今回は育児についてお伺いしました! しつけは? イヤイヤ期の回避方法は? 育児に疲れたときはどうしているの? 理子さん流の子育て術を教えてもらいました!

vol.1妻・奥さん編はこちら

イヤイヤ言う子どもにも理由がある。時間にゆとりを持つことで、それを汲み取ってあげたい

Q・家事や育児に追われて毎日ヘトヘト。力の抜き方やリフレッシュ方法を教えて!(質問者:ayanoさん)

 

A・子どもを寝かしつけてから家事をやるママが多いと思いますが、私は子どもと一緒に寝ちゃいます。子どもと一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂に入って、一緒に寝る。これってゴルフと同じなんですけど、夜早く寝て朝早く起きるほうが精神的にも体力的にもずっとラクなんですよね。だから家事は夜じゃなくて朝。子どもより少し早く起きて片付けをしたりすると、時間に余裕ができると思います。

 

Q・叱らない育児をしていると聞きましたが、子どもは言うことを聞きますか?(質問者:きょんララさん)

 

A・長男はもう5歳になったので、静かにしないといけない場所でわざと大きな声を出したりするときは「ダメ」と叱るようになりましたが、もっと小さかったころ、まだ何もわからないときにあれはダメ、これはダメと怒っても仕方ないと思うんですよ。だって子どもはそんなにテキパキできなくて当然。もちろん「早く着替えて〜」とか言うことはあります。でも急いでほしいなら、その分ちょっと支度する時間を早めればいい。子どもには子どものタイミングがあるから、怒るよりそれに合わせればいいと思うんです。

 

Q・イヤイヤ期真っ只中の子どもにイライラします。子どもにイラっとした時はどのように対処していますか?(質問者:まこっちさん、りょうままさん、☆ゆうごママ☆さん)

 

A・うちもありますよ、「この服イヤ、着替えたくない」「行きたくない」なんてしょっちゅう。でもイヤなのに無理矢理、着替えさせる必要があるのかなって。パジャマで保育園へ行っちゃダメなんて、親が勝手に決めていますよね。以前、長男が私のタンクトップで幼稚園に行くと聞かなかったことがあり、そのまま通わせました。先生も「ワンピースみたいでかわいいじゃん!」って褒めてくれて。子どもはルンルンだし、怒ることなんて全然ないです。子どもが出かける直前にイヤイヤ言うなら30分前から車に乗せて支度をする。そして「戻るー!」って言われたら、それにつき合う。何回か繰り返していたら子どもも納得してくれたんです。

 

 

育児で大変なのは全部、何もかも!でもそれと同じくらい育児は楽しい!

Q・しつけで重視していることは何ですか? 育児で大変なことは?(質問者:ちっちさん、あやママさん、はるままさん)

 

A・自分から考えて動ける子になって欲しいので、今自分が何をすればいいのかを考えさせるようにしています。それはとても時間がかかることだし、私がやってしまえば簡単なのだけど、それではいつになっても自分でできるようにならない。だから育児で大変なのは時間を作ることですね。ごはんを作ったり、献立を考えることも大変だけど、子どもの意志をどれだけ尊重して大切にできるか、そこにかける時間を作ることが一番大変です。

 

Q・育児がつらいときはありますか?(質問者:ママンさん)

 

A・育児は体力も時間も全部大変なことだらけ。でもそれと同じくらい全部楽しいです。例えば仕事から帰って来て、子どもたちが「おかえりー!」って迎えてくれるだけで元気になるし、泣き顔も、一丁前に文句を言うこともかわいいって思います。夏休みとか子どもが合宿でいなくなるときは「やっと解放される! 自由だー!」って思うけれど、いざいなくなるととっても寂しくなりませんか? 毎日近くで成長の過程を見られるだけで幸せだなって思います。

 

Q・育児がつらいときは、どんなふうに乗り切っていますか?(質問者:けいこさん)

 

A・育児にも向き不向きがあると思うんですよ。だって親は子どもを選べないし、子どもも親を選べないんだから、相性が合わない親子だっているはず。それは仕方ないことじゃないですか。だからどうしようもなく大変になったら、1人で抱え込まずに助けてもらえばいい。両親や友達に相談したり、家事だって手を抜いても構わないから、自分の時間をつくって1回リセットする。私もこの前、車が壊れて、子どもを幼稚園へ送れずに困ってしまったんですけど、友達に電話したら「いいよー! なんなら帰りも送ってく!」って言ってくれて、助けてもらいました。1人で頑張らなくていいんですよね。

 

 

時間をつくることは簡単じゃないけど、その時間のゆとりで育児の悩みがカバーできると語ってくれた理子さん。次回は妊活、妊娠中についてのお話を伺います。

 


PROFILE:東尾理子さん

プロゴルファー、ゴルフ中継の解説やレポーターとして活躍。2009年に俳優の石田純一氏と入籍。その後 TGP(Trying to Get Pregnant-妊娠しようと頑張っている、の略)を提唱し、多くの女性から支持を得る。仕事と子育てをしながら、妊娠を望む人たちの助けになりたいと NPO 法人 FINEのピア・カウンセラーの資格を取得したほか、妊娠や出産についての正しい知識を伝える活動「うむうむプロジェクト」の立ち上げに関わる。2012 年に長男、2016 年に長女を出産し、先日、第三子妊娠を発表したばかり。

 

Photo/Chishaki Shin (willcreative)
Hair & Make/Mao
Interview & Text/Satoko Nemoto

vol.3妊活編はこちら 

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